逗子市議会議員 菊池俊一 ブログ

防衛省へ池子の森返還要請活動

逗子市池子接収地返還促進市民協議会の会長として、防衛省南関東防衛局長宛に「池子接収地(池子住宅地区及び海軍補助施設)の返還に関する要望書」を渡し、要請活動を行いました。



対応して頂いた、企画部長、管理部長からは

「進入路の具体的な返還日については、今後、境界測量等の必要な作業を行った上で、日米間で改めて調整する。引き続き、速やかな返還に向けて必要な作業を進める。」

全面返還について
「当面は共同使用地の土地(約40ヘクタール)の返還の実現に向け、引き続き米軍と協議していく。」

米兵による7月9日の傷害事件について
「本日いただいた要請内容を米軍に伝え、今後、米軍人の関与が確認された場合には、改めて米側に対し隊員の教育や綱紀粛正の徹底について申し入れる。」

との回答がありました。

回答に対して

私「保健センター進入路について1年以内(令和5年度内)の返還をお願いしたい。」

企画部長「本日いただいた要請を踏まえ、防衛としてもできる限りの努力する。」
担当「測量の入札を行った後、7月末までに測量が終わる予定。」

私「米兵による傷害事件については、被害者の写真、加害者が逗子駅で取り押さえられた際の写真を提示し、米海軍司令官は起訴をされたら謝罪すると言っていたのに守られず、裁判の判決が出なければ対応しないのは納得いかない。
私の実家のすぐ近くでこのような犯罪行為が行われた。逮捕や謝罪が無ければ、近隣住民は米軍人に対して、不安を感じ、日米関係に悪い影響しかない。
改めて防衛省から米軍側に市民の声を伝えて頂きたい。」

管理部長「写真は初めて拝見した。しっかりと伝える。」

私「40ヘクタールの返還については、座間市の定期借地権や国が整備し、逗子市への管理委託など、他市の事例を参考にしながら、逗子市の財政負担を極力少なくする方法を、防衛省も考えて頂きたい。」

企画部長「こちらとしても、しっかり考えていきたい。」

との回答を頂きました。

同席した、市民協副会長である逗子市スポーツ協会長からは、「池子の森自然公園の運動施設について米軍側の優先予約について、市民が利用しにくい。市民利用が進むように配慮して頂きたい。」
との要望が出されました。

企画部長からは「状況を確認し、米軍側と調整したい。」と回答がありました。

コロナの配慮により、会長と副会長と限られた人数での要請だったこともあり、こちらの気持ちを強く伝える事が出来、相手方にも思いは通じたと思います。

まずは、逗葉地域医療センターの進入路について令和5年度以内の返還を目指して活動していきます。





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