今日は市長より令和4年度の予算大綱説明(令和4年度当初予算の概要の説明)が行われました。
全会計の合計は394億2,403万円で、対前年度で25億5,503万9,000円の増で、全ての会計で増となりました。
一般会計だけでは、前年度で7億5,800万円の増となり過去最大となります。
歳入では市税の伸びが全くないことが心配です。
地方交付税や、地方消費税交付金、財政調整基金からの繰入金によって賄っています。
市税の内訳をみると、市民税は前年度比0.9%減で4,500万円の減となります。
目的別の歳出を見ると、総務費が増加していますが、これは退職手当1億6,525万3,000円増が大きく影響しています。
民生費の増加は保育所等緊急整備事業(+1億9,032まん3,000円)などです。
性質別の歳出を見ると、人件費の主な増加は退職手当の増によるもの。
扶助費の主な増加は高齢者への給付などの社会福祉費、幼児教育・保育無償化に係る施設型給付事業などの児童福祉士の増によるもの。
物件費の主な増加は、中学校給食運営事業、久木小学校長寿命化基本計画設計業務委託費、梯子者オーバーホール業務委託経費、東郷橋修繕設計業務委託費によるもの。
投資的経費の増加は、保育所等緊急整備事業、新宿45号道路改良事業、焼却処理施設改修工事、庁舎整備事業、消防本部・署整備事業、文化プラザホール整備事業、緑地安全対策工事ほか、施設・設備の老朽化や崖崩れの対策の対応によるものです。
令和4年度の予算を審議する令和4年第1回定例会は1月31日(月)から始まります。