今日は8月15日終戦(敗戦)記念日だ。既に戦後も78年を経過したことなる。この日を迎える度に、マスコミなどは色々企画して戦中戦後の苦難を振り返る。確かに平和ボケした平和な現在の日本人にとってはこうして企画は必要に違いない。今や高齢になった私達だが、戦争中や戦後の日本人の暮らしを振り返った時に、思い出すのも嫌な時代だったなあと言う思いが残る。食うや食わずの生活など想像もできないからだ。衣食住全てで難儀な時代だった。現在の衣食足りた生活はまさに極楽そのものだ。「平和の時代」に生きられて本当に有り難く思っている。
しかし、現在でも台風に依る風水害被害はこの瞬間にも起きている。台風7号が関西圏を襲い北北西に進みつつある。土砂崩れとか洪水被害が出ないよう関係者のご尽力を期待したいところだ。しかし、自然災害は仕方ないとしてどうして人々は犯罪に走るのだろう。毎日の多くの報道を見て行くと殺人事件や強盗傷害事件などがやたら目に付く。更に詐欺事件が多く発している。真っ正直に生きていくことが出来ない人種がいるのだ。欲望に負ける人間は確かに存在する。こうした強欲人間は世界各所に存在する。
特に権力者の多くは他の人間の存在を無視して自己中心、自国中心の欲望から他国侵略、他国員民の抑圧に走りがちだ。現在のロシヤのプーチンなどはその典型だ。嘗てのソ連のスターリンと同じ轍を踏んでいると言われている。ゴルバチョフの民主的な政治家にどうして続かなったろうと言う疑問を拭いきれない。敗戦時のソ連の強引な日本人拉致事件をどうしても忘れることはできない。敗戦直前の東京大空襲なども忘れてはならないアメリカの恐ろしい残虐行為だ。過去を忘れるなかれ。歴史は過去を清算などできない。悲惨な過去の時代を何時までも記憶に留めておこう。