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プリゴジン氏の死

ロシアの軍事会社ワグネルの創始者のプリゴジン氏が死んだ。自家用ジェット機の墜落死だ。氏は大統領プーチン氏の側近であり盟友とされた人物だが、近年プーチン氏の意向に逆らうことが多くなりごく最近ではワグネルを率いてモスクワ向かったことがプーチン氏に反旗を翻したとして粛清されるだろうと言う憶測を呼んでいた。プリゴジン氏は元来ワグネルを率いてロシア国軍の戦友として最高の働きをして来たものだ。しかしウクライナでの戦争ではロシア国軍を批判し続け、次第にプーチン氏に反抗する姿勢だったと言う。

一方、プリゴジン氏もアフリカに多大の資源・資金を持ちプーチン氏に対抗できるだけの勢力になっていたと噂されていた。一説にはプーチン氏にとって変わって大統領になろうと言う野望を抱いていたと言う話もある。その中でのプリゴジン氏の死は事故死ではなく矢張りプーチン氏による見せしめの暗殺と言う見方が有力になる訳だ。朝日新聞の解説報道に依れば、プーチン氏の数多くの暗殺事件を列挙してプリゴジンの場合のそうだと述べたいのだろう。アレクサンドル リトピネンコ(元スパイ)。ポリス ネムツオフ(元野党指導者)。アレクセイ ナワリヌイ(プーチンの汚職摘発者)等等。

それにしても、ロシアと言う国は我々から見るとなんと恐ろしい国だろうと思う。前近代的な国、およそ民主主義的な国とは相いれない国柄だと思うしかない。しかし本来ロシアは 優れた民族の筈で文化的な香りが際立つ国柄だ。チェホフ ドストエフスキ― トルストイ チャイコフスキ― 文学者 音楽家
枚挙にいとまがない。しかし一旦政治の世界では権力争いが目立ち紛争の大きい国なんだと思う。

コメント一覧

shuttlebus2022408
わいわいさん

独裁者プーチン氏は全く血も涙もない男らしいです。今まで尽くしてくれた盟友でも反対する勢力と見ればすぐに粛正するようです。尤もプーチンに限らずロシアでの政争は血を血で洗う凄まじいものだったようです。ギロチンが大流行りでしたね。
わいわい
プリゴジン氏が墜落死したと知った時、あ~やっぱりプーチン氏にやられたなと、思いました。「裏切者はこうなるぞ」と、プーチン氏は反プーチン者への見せしめを実行したに過ぎません。血も涙もない独裁者を長い間大統領に据えて来たロシアの行く末は、どうなるか?歴史はどう動くのか?自分が生きているうちに見たいものですが・・。
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