エコロジーな施工・設計監理日誌

茨城県水戸市のカナザワ建築設計事務所の施工・設計管理日誌です。
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ヤネボウシの家~地域材を生かしたすまい~

2013年07月02日 | ヤネボウシの家~地域材を生かしたすまい~

本日 快晴

ヤネボウシの家

6月末日 大工さんの作業場にて、使用する木材を施主様に確認して頂きました。

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↑ 上の写真は外部で使用される化粧梁(杉)です。

↓ 下の写真は土台に使われる桧です。

土台に使ってしまうのがもったいないくらいきれいな材料です。

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~地域材を生かしたすまい~とサブタイトルにもあるように、

ヤネボウシの家は、使用する木材のほとんどが地元で採れたものを使用します。

これから、大工さんが手刻み(手加工で、土台、柱、梁の接合部を作っていく作業)を

行っていきます。

通常はプレカット(工場で機械によって加工)を行うのが一般的ですが、

大工さんいわく『プレカット』でなく、『手でカット』の方が接合部の強度が

増すんだそうです。

昔の大工さんは、一本一本手加工で家をつくっていたのですから、

築100年の古民家が地震に強いのにも納得がいきます。

地元の材料を使い、地元の大工さんが手加工で組み立てていく。

ヤネボウシの家は、骨組みから強い家を目指しています。

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現場は、基礎立ち上がり部分の施工が終わり、型枠が外れました。

青空の下、しっかりとした基礎が完成しました。

引き続き現場を確認していきます。


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