7月24日 【マチュピチュ遺跡発見の日】
今から約600年前、南アメリカ大陸北西部に、「インカ帝国」と言う大陸最大の国家がありました。
その領地は、今の、コロンビア、エクアドル、ペルー、ボリビア、アルゼンチン、チリの6ヵ国に広がり、高度な農耕技術や大きな遺跡建築、国中にめぐらされた道路など、高い文明を持って栄えていました。
しかし、ユリウス暦1533年に、たった180人のスペイン軍によって、あっけなく滅ぼされてしまいます。
インカ帝国には文字が無かったため、その存在は多くの謎に包まれています。
しかもスペイン軍はインカ帝国のあらゆる都市を荒らしつくし、その文明を跡形もなく消し去りました。
しかし、インカ帝国滅亡から400年近くたった1911年、インカ帝国の都市「マチュピチュ」が発見されたのです。
そのとき、アメリカの考古学者ハイラム・ビンガムはインカ帝国の最後の都市「ビルカバンバ」を探してアンデスの山奥に分け入っていきました。探索を始めてしばらくたった7月24日に、ビンガム現地の少年に案内されて目もくらむような絶壁の頂上に石の町を発見します。
これがマチュピチュの遺跡でした。
マチュピチュは高い山の上にあり、下からはその存在を確認できません。
そのため、スペイン人に荒らされることなく、当時の姿を残すことが出来たのです。
その後研究によって、マチュピチュはビンガムの探していたビルカバンバではなかったことがわかりましたが、山奥の不便な場所に、なぜこのような都市が作られたのか、その理由はまだわかっていません。
しかしマチュピチュに、残された石造りの神殿や住居、道路、水路、段々畑などは、インカ帝国に優れた文明と技術があったことを、私たちに伝えてくれています。
マチュ・ピチュ
マチュ・ピチュ(スペイン語:Machu Picchu、ケチュア語:Machu Pikchu)は、15世紀のインカ帝国の遺跡で、アンデス山麓に属するペルーのウルバンバ谷に沿った山の尾根(標高2,430m)にある。 当時、インカ帝国の首都はクスコで、標高3,400mに位置する。標高2,430mのマチュ・ピチュから、さらに約1,000メートル高い場所にその首都があった。現在のクスコはペルー有数の都市でその市街地は世界遺産(文化遺産)である(1983年に登録された)。
今日は、
午前中天気は良かったですが・・午後からは、どんよりとした曇り空・・
蒸し暑い一日でした。
夕方には、雨が降り始めました。
今日の日の出。
今日の我が家のマリ-ゴ-ルド。
今日の訪問スズメたちとヒヨドリ。
今日の空模様。