いゃ~今日もとても充実した楽しい一日でした~。
ところで忘れな草についてのお話です。切花としてもポージーなどに利用されとても人気のおはなですよね。
この名前は、中世ドイツの悲恋伝説に登場する主人公の言葉に因むそうです。
昔、騎士ルドルフは、ドナウ川の岸辺に咲くこの花を、恋人ベルタのために摘もうと岸を降り、誤って川の流れに飲まれてしまいます。
ルドルフは最後の力を尽くして花を岸に投げ、„Vergiss-mein-nicht!“(僕を忘れないで)という言葉を残して息をひきとります。
残されたベルタはルドルフの墓にその花を供え、彼の最期の言葉を花の名にしたそうです。
このような伝説から、この花の名前は当地ドイツで Vergissmeinnicht と呼ばれ、英名もその直訳の forget-me-not です。
日本では、1905年(明治38年)に植物学者の川上滝弥によって初めて「勿忘草」「忘れな草」と訳されそれ以外の多くの言語でも、同様の意味の名前が付けられているそうです。
花言葉の「真実の愛」「私を忘れないで下さい」も、この伝説に由来します。
日本では、主に花壇や鉢植えなどで園芸観賞用として栽培されていますが、この属の種は全般に、ヨーロッパにおいて、肺などの呼吸器疾患(喘息や慢性気管支炎など)に効果があるとされ、民間療法で薬(シロップ薬、鎮咳去痰薬)として用いられることがあるそうです。
全てのものに意味がありまた、古代から人間と植物の深い関係を大切にしたいですね。
それでは、長くなりましたが明日も元気で楽しい一日にしたいと思います~。
では、皆様明日も楽しい一日をお過ごしくださいね~!