EKKEN♂

このブログは http://ekken.blog1.fc2.com/ に移転しました

NGワード:あなたに迷惑がかかりましたか

2005-07-15 | WEBにまつわる話
 こうした「何かを批判する事が多いブログ」を書いているからには、当然自分も誰かから批判される事は想定しているわけですが、その言い分はちょっと理解に苦しむ物の代表例が「(批判している対象が)あなたに迷惑かけたわけじゃないだろう」という類のもの。
 トラックバックを使ったわけでもない、特定の誰かに対して言ったわけでもない「こういう事象が、こうした理由で良くない」という物に対して寄せられる反論としての「あなたに言われる筋合いはない」「その事であなたに迷惑がかかりましたか?」という物は、「批判として」の的を射ていないと思うのは僕だけでしょうか?

 これはこのブログに限った話ではなく、何かを批判する事が多いブログのコメント欄・トラックバックを読むとたまに見かけるものなのですが、例えば無断リンク禁止関連のエントリにて寄せられた批判に「ちっぽけな個人サイトが無断リンク禁止宣言した事で、えっけんに何か迷惑がかかったのか」という物がいくつかあります。
 そうした批判に対して、いつも思うのは「じゃあ、僕が無断リンク禁止を批判するエントリを立てたことで、無断リンク禁止宣言をしていない、あなたに何か迷惑がかかりましたか?」ということなのです。(*)(この辺は「無断リンク禁止」を「BlogPet」「トラックバックありがとう」「面白かったらクリックしてね」という具合にテキトーに置き換えてお読みいただけると幸いです。また、そうした機転の利かない方は、ここに書かれていることの半分以上は理解できない方だと思うので、おとなしくブラウザを閉じる事をオススメします。嫌いなサイトは見ないことが、ストレスをためないコツ)
 予想される反論としては「そんなブログは不愉快だ」という物がありますが、愉快か不愉快か等というのは、批判の材料としてはあまりにナンセンス。
 批判系サイトを批判する事自体がメタ批判であり、「サイト批判をしてはいけない」というのはオノレの主張が矛盾しているものなのですが、「不愉快だ」と言うのは単に「嗜好が合致していない」というだけのことであり、自己主張しているブログの場において、法や規約に反していないその記事を「自分の感性に合わない」という理由で糾弾するのはどんなものだろう?
 反論する際に感情的になるのは分からないでもないですが、「不愉快だ」「気にいらない」では、相手を説得する事はできません。そんな苦情では議論する価値が生まれてくるものではなく、また、相互の意見の歩み寄りにもなりません。

 相手の意見を訂正させたい、非道な行いに対して謝罪をさせたいのなら、嗜好の違いによる不快感を顕わにするのではなく、もっと論理的に反論していただきたいものであります。
 なお、当方は、自分の認めた間違いについては、これまで幾度か謝罪させて頂いていますし、記事について訂正も行っております。その際、訂正が行われた事については該当する記事内でアナウンスしておりまし、今後もそのやり方を崩そうとも思っていません。但し、人間関係を維持する為の上っ面だけの謝罪を行うつもりは毛頭ございません。
 
 なお、僕が何かを批判する際に気をつけたいこととしては、批判系サイトで気をつけたいことで述べた通りです。
 考え方の違いは、いくら言い合いをしても、そう簡単にお互いの意見の合致はしないものです。
 相手の考えに賛同できずとも、「そういう考え方もあるよね」と済ませることが出来れば、いくらかでも相手が持つ価値観を尊重できるものだと思います。批判や反論……オトナの対処法は?

 しかし「迷惑がかかったか否か」という点について考えると、それを当事者以外の人間が「○○さんは△△さんに対して迷惑行為を行っている」と言うのは、偽善者ぶるのもえぇ加減にせぇよと思うのであり、他者が当事者の思考を妄想して「意見を異にするもの」を攻め立てるのはあまり利口な手段ではないな、と思うのでした。


 あまり本筋には関係ないことなのですが、「ちっぽけな個人サイトが無断リンク禁止宣言した事で、えっけんに何か迷惑がかかったのか」について回答させていただくと、そのサイトが直接的に僕に迷惑を書けたわけではありませんが、そうしたサイトが放置された挙句、ゆくゆくはそうした考えが蔓延した為に、引用の自由を侵害される可能性が高く、将来的にWEBサイトが非常に閉鎖的なつまらない空間になる事が予測される事から、「迷惑が及ぶ可能性は十二分にある」と述べておきましょう。ついでに言うと、自分が守ろうとしているサイトを「ちっぽけな」とかいうのは、相手を馬鹿にしているよね。

自分に合ったニュースサイトを探すには

2005-07-15 | WEBにまつわる話
 ネタが無い時には無理して更新しないのですが、最近更新頻度が落ちているのは、ネタが無いのではなく、ありすぎて整理できていないだけです。
 だいたい、特にネタについて意識していなくても、RSSリーダーに登録してあるサイトをいくつか読むと、何か書きたくてウズウズしてくるもの。
 その登録サイトの中で、特に「書くことに対する欲求」を高めてくれるのが、自分にとって興味のあるキーワードのブログ検索結果のページと、いわゆる「個人ニュースサイト」です。
ここに一人「○○に関するニュースを早く漏れなく紹介するニュースサイトを知りたい」という人がいたとしましょう。どうしたら目的のニュースサイトにたどり着けるでしょうか。ジャンル別ニュースサイト紹介サイトは、管理人の気まぐれニュースサイトが多いからちょっと難しいかな?「自分に合ったニュースサイトを探す方法」なんて記事、どなたか書いてくれませんかね?

304 Not Modified: アクセス数を伸ばす方法~ニュースサイト編

 ニュースサイト・まなめはうす運営者のまなめさんが書いているブログに書かれていた物ですが、僕は自分に合ったニュースサイトは、自分の記事をクリッピングしてくれるサイトの中から探し出しました
 むだづかいにっき♂をときどき取り上げて下さる「ニュースサイト」が、いくつかあることは把握しているのですが、それらを大きく分類すると、「おたくネタ」を好むサイトと「WEBサイトネタ」を好むサイトの二つになります。このうち僕が「自分の知りたい情報」を収集するのに活用しているのは、「WEBサイトネタ」を取り上げてくれるニュースサイトです。(僕はオタクとしてはロートルなので、最近の若いオタクの感覚にはついていけないのです)
 自分の書いたものを取り上げてくれるニュースサイト主の嗜好は、自分の嗜好に近いはずであり、その人が集めた他の情報の多くは面白いものなのです。
 更新頻度の高いニュースサイト運営者は、情報収集に貪欲な方が多いので(あ、誉め言葉です、念の為)、普段取り上げるサイトのリンク先を、どんどん辿っていきます。僕も自分の所に寄せられたトラックバック送信元の記事にあるリンク先を辿る事が多いのですが、ニュースサイト運営者のそのスピードにはとても追いつかなくて、先を越される事が多いのです。
 正直僕のアンテナ代わり。

 ちなみに僕よく活用するニュースサイトはこんな感じ。

 並び順は、僕が「自分のブログを取り上げてくれたと認識」した順番です。
 駄文にゅうすは、僕がこのブログを始める前から、たまに訪問していたサイトだったので、自分の記事へのリンクを見つけた時にはビックリしました。(これみたいです→駄文にゅうす:2004年6月

 最近はソーシャルブックマーク(SBM)が流行っていて、僕ははてなブックマークを活用しているのですが、自分と同じモノをブックマークしている事が多い人が集めた他の情報なんかも、参考になりますね。
 この他にも、面白い情報を集める手段として、面白いと思うブログを書いている人のリンク先や、公開RSSリーダーに登録されているブログを読んでみるのも良いと思います。
 僕にとって、面白い記事を書く人の多くは「他所の面白いサイトをたくさん読んでいる人」なのです。
 だから良質なサイトを数多くクリッピングしている「まなめはうす」の筆者・まなめさんが書くブログ304 Not Modifiedはとても面白いのです。