EKKEN♂

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僕秩の著作権問題に関するメモ書き

2005-07-27 | 雑記いろいろ
僕の見た秩序。での著作権問題。
 詳細は、個人サイトの画像利用について(僕秩:ハム太郎の場合)----僕の見た秩序。をご覧下さい。
 
 これを読んで、以前、秋田書店に問い合わせした事を思い出しました。
 秋田書店の公式サイトに、著作権に関する記述がなかったことから、コミックス等のキャラクターを二次創作物として使用することについての質問です。
 寄せられた回答は、こんな感じ。(一部抜粋)
お問合せいただいた件ですが、弊社では小学館同様、(例外として、作者公認のサイトがありますが)キャラクターがそれと特定できる場合のイラストは著作権に抵触するもの認識しています。

秋田書店著作権管理室
本年も「AKITA Web Station」をよろしくお願いいたします。
秋田書店 WEB MASITER

 これ、2003年の初めに問い合わせて回答いただいたものです。
 この時、マニアによる手塚治虫「ブラックジャック」の未発表作品コピー本がネット販売されており、秋田書店も過敏だったようです。
 コピー本の違法性はあまりに明白なものの、コミックファンが悪意なく行っているファン活動に対するスタンスを、ガイドラインとしてまとめてくれれば良いのになぁ、その可否は別にしても。
 ちなみに秋田書店の著作権に関する記述は下記の物しか見つけられませんでした。
本ホームページに記載の文章・画像・写真などを無断で複製することは法律で禁じられています。
すべての著作権は株式会社秋田書店に帰属します。

AKITA Web Station

 キャラクターの使用に関する出版社の考え方は、各社それぞれのようなのですが、誰でも簡単にWEBサイトを持てるようになった現在、悪意のないファン活動が、突然権利者からその活動に対してクレームをつけられて休止に追い込まれたりするのも、出版社としてはマイナスイメージだと思います。
 それならばはじめからファン活動における、キャラクターの使用について、ガイドラインをしっかり謳っておいた方が良いと思うんですけどね。
 マンガ家(つーかグループつーか)CLAMPさんは、その公式サイトでファンアートを容認している事を述べています。→CLAMP-NET.COM
 
 
 ネットで見つけた著作権に関するクリップ→はてなブックマーク - むだの素R[著作権]

ヒョウタンツギを探せ

2005-07-27 | おたくなはなし
 ヒョウタンツギというマンガのキャラクターをご存知でしょうか?
 手塚治虫のマンガの意味不明キャラクターで、ぼろ布でできたような風船のような、動物のような、キノコのような物体です。
 ストーリーとは無関係にコマの隅に書かれたり、登場人物が服についた埃を払う時や、ゴミ箱の中をあさる時などに中から飛び出してきます。それでもどんなキャラクターかわからない人は、googleイメージ検索をご覧下さい。中には関係のないヤツも混じっていますが、ご容赦ください。
 多くの手塚マンガに、チラッとだけ登場するキャラクターなので、手塚作品に親しんだオールドマンガファンなら、「あぁ、あれか」と思ったことでしょう。
 手塚マンガの最高傑作といえば、僕は『アドルフに告ぐ』を推します。この作品は、手塚マンガの中でも対象年齢をかなり高めで、シリアスな物語なのですが、この作品にもヒョウタンツギが確認されております。
アドルフに告ぐ (1)手塚 治虫
アドルフに告ぐ (2) アドルフに告ぐ (3) アドルフに告ぐ (4) アドルフに告ぐ (5)
by G-Tools


 上の画像は現在入手可能な手塚治虫大全集のものですが、ウチにある文芸春秋から出されたハードカバー全4巻を読み直すと、やはり登場していました、ヒョウタンツギ。
 隠れキャラクターです。レアものです。
 全4巻中、たったヒトコマしか登場していません。

 ちなみに、ヒョウタンツギとともに、ときおり登場するオヤジ顔の謎生物、スパイダーは3回登場。
スパイダーってのかコレね。「オムカエデゴンス」の台詞が有名なんですが、こいつは1巻の203頁、4巻の234頁、274頁に登場していました。


 そんだけ。


コメント欄の使い方のハナシ

2005-07-27 | WEBにまつわる話
日記やblogのコメント・ツッコミ欄を管理人への連絡欄としても使ってもいいと考えている層がいるのかな。

■ 日記のコメント欄 - HsbtDiary (2005-07-25)

 プライベートな連絡を、ブログのコメント欄を使って行う人が、結構存在しますね。
 中にはブログそのものが「サークル活動の連絡網」というものもあったりするのですが、なんなんですかね、アレ。
 部外者がコメント欄に書き込むと、「誰アンタ?」とか「部外者は書き込むな」などと怒り出すパターンを、僕は何度か見てきているのですが、部外者に見られたくないことを、パブリックな場所を使って書き込むなよ、と思うのは僕だけでしょうか。
 まぁそうした特殊な例は別としても、ブログの運営者や一部の常連に向けてのオフ会のお知らせとか、物々交換の申し出を行っているブログの管理者は、そうした行為によって、常連外の閲覧者に疎外感を与えている事に気付いているのかなぁ。
 来るもの拒まずのオフ会のお知らせなら良いのだけど、限られたごく一部の人を招くに当たって、誰にでも見られる場所で告知するのは、招かれない人の反感を買う可能性があるばかりでなく、悪質な読者に大きな隙を与える事になりかねませんよね。メールやメッセンジャーを使ったほうが良い事と、ブログで行ったほうが良い事の区別ができてないんじゃないかな。
 
 その一方で、「誤字の指摘や苦情はコメント欄ではなくメールでお願いします」というローカルルールを掲げる人もいたりします。誤字や事実確認の問い合わせは、それが個人情報に触れない限りは、そのやり取りがそのブログの読者にとって有益な情報だと思うので、コメント欄を使って行われる事に、たいした問題はないと思います。しかしごく個人的なメッセージのやり取りを行う事は、個人情報の流出に繋がったりしやすいし、普段から交流の盛んな常連以外の読者が入り込みにくい環境を作ってしまうので、僕はあまり好きではありません。そうした環境作りを意図的に行っているのなら良いのですけど。