着いた日、全く札幌は雪がなかったけれど
今朝起きて窓を開けたら雪が積もっていた。
まだまだこんな雪序の口。
これからが冬本番。両親には今冬もなんとか乗り切って欲しい。
母の美味しいご飯に舌鼓を打つ56才の娘。
来年米寿を迎える父が
世間のいろんなスピードについていけないことにへこたれて弱気になっていたり
出かけるのが好きだった母があまり家から出たがらず億劫がったり。
衰えとまではいかないけれど
やはり2人の老いをちょっとだけ感じた。
駅のホームで電車を待つ時、あまりの寒さで凍えそうになった。
北海道の冬は、本当に寒い。
こんなに寒いのだから
家でこたつに入ってテレビを観ていた方が
楽に決まってる。
母の気持ちもわかる。
父は独自の運動をウォーキングと組み合わせて毎日実行している。
そのメニューのあまりの豊富さに驚いた。
父に借りた。あったかかった。
母が1人になりたいと言ったので
父を誘って買い物に行った。市内バスでのんびり大通り公園まで小一時間。
今大通り公園は札幌イルミネーションの時期だ。
点灯時間は4時半。それまではいられなかったが父とぶらぶら歩いた。
来年のカレンダー、日めくり、手帳などを父が選んでいる間に、私は佐藤水産に行ってお土産を買ったりした。
父といろんな話をした。
私に対しては温和な父だが
息子たちには厳格すぎて厄介だ。
親子って難しい。
最後の夜は行きつけの居酒屋でご飯。
水曜日は市場が休みだから鮮度が良くないと言っていたけれど
私にとっては全て美味しかった。
手稲山にも雪が積もってる。
短い滞在だったけれど
両親の顔を見て、話して、お互いにパワーを送り合った。
老いるのは当然のこと。
受け止めつつ、私にできることをやっていこうと思った。
関東は暖かいのだろうな。
帰りたくないけど
早く帰りたい。