近所には水田が多いので田植え直後の苗を眺めながら歩いている。
鳥の親子が泳いでいたりするのも楽しい。
今日はだんなさんが1人で義母のホームを訪ねた。
1人の時間がぽっかりできたので
映画を観に行った。
草彅剛さん主演の「碁盤斬り」
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清廉潔白であることで人に疎まれ
藩にいられなくなった柳田格之進が
娘と江戸で暮らしている。
どこまでも自分を偽らない格之進の生き方に憧れる。
貧乏長屋や吉原、商家の大店などなど
私の大好きな世界が画面いっぱいにキラキラと広がっていた。
すでに読んだ原作と内容は寸分違わず描かれていたけれど
小説にあったラストシーン(ここが私が最も好きなところだった)が
丸々カットされていて残念。
でも、草彅さん、清原果耶さん、小泉今日子さんが素敵だった。
この作品には囲碁の対戦シーンが多かったのだが、
近くに座っていた年配の男性(囲碁の知識が豊富らしい)が、鑑賞中、声を出して笑うのだ。それも結構頻繁に。
その度に現実世界に引き戻されてしまった。
没頭したくても、笑い声のせいで、イラッとしている方が結構いたのではないだろうか。
それが無意識だとしたら。
私も最近、声が大きいとだんなさんに注意されることがある。
自分で気づかず、誰にも指摘されなかったら。
今日の男性に教えられたと思って
我がふりを直していこうと思った。
明日は久々に娘が夕飯を食べにくる。
娘の好きなものを作って待っていよう。
今週はいいことありそうだ。