今日お休みをとってくれただんなさんと一緒に
日本でこれからかかろうと思っている病院の初診予約の電話を午前中にかけてみた。
日本の家から比較的近く、ガンの専門病院。シンガポールの先生の紹介状もあるし簡単に予約できるかなと思ってたら
まずファックスにて紹介状などを送付してくださいと言われた。それを見て先生方が判断し予約をとってくださるらしい。
そして折り返しの電話は海外にはできないとのこと。
日本の娘のところにひとまず電話してもらうことになった。
初めてかかる日本のガンの病院。
いいご縁があるといいな。
お昼に病院へ。
本日をもってクー先生の診察が最後。
いつもより長めの1時間半待たされて体が冷え冷えに。
終始一貫、待ち時間の長いクー先生には最後まで待たされた。
昨日のCTも血液検査の結果も異常なく安心。今後の日本での診察について少し相談し、お礼のお手紙を渡し、先生と写真を撮ってもらった。
２０２１年3月に腫瘍内科の医師クー先生と出会い今日まで大変お世話になった。
言葉の壁はあったけど
いつも笑顔で優しく話を聞いてくれた。
私がわかるように根気よく。
先生のおかげで元気になることができた。
日本から時々お便りしようと思う。
会計を待っていたら、なんとしばらく姿を見ていなかったシスター（仮名）が手を振ってくれて
今月末に帰国すると言ったらハグしてくれた。
シスターは一番最初の抗がん剤を点滴する日に私の膝に手を置いて励ましてくれた人。伸びた髪の毛をいち早く褒めてくれ、いつも励ましてくれた人だ。
シスターに会えるとは思ってなかったので、びっくりして泣いてしまった。日本でも頑張れと言ってくれた。
CTやMRI、マンモの全画像を一枚のCDにしてもらい帰宅。これでこの病院に来ることも最後だと思うと感慨深い。
診察最後のお祝いをしようと
夕飯はうなぎ屋さんに二人で行った。
私はひつまぶし。
ふわふわというよりカリカリの食感。
Ｍサイズを選んだけど十分。
お腹いっぱい。
手術してから2年半の間、ほぼ毎回病院に付き添ってくれただんなさんには感謝してもし足りない。
一人で抱えた思いもたくさんあったと思う（全然出さないけど）
そばで支えてくれてありがとう。
異国で闘病できたのは、いつも冷静でいろんなことを考えていたあなたのおかげです。
ありがとう。
