母親時代が作ったお雑煮は(1955年頃)、もともとお餅が嫌いな上、口の中でネバネバ感があり、嫌いで殆ど食べなかった記憶がある。
結婚した時は、家内は雑煮を食べない理由を知って、おすまし、所謂【関東風】お雑煮を作ってくれた。お正月に欠かせないお雑煮。
ですので、今でも関東風雑煮を3カ日食べていました。
お雑煮を作るときは、元旦に初めて汲む「若水」を使うの本来の習わし。若水を飲むと1年の邪気が祓えるのがその理由です。お雑煮に使われるおもちの形や汁の仕立て方、具材の違いによって、日本全国にバラエティー豊かなお雑煮が存在しています。
大別すると、関西では丸もちの昆布だし白味噌仕立て、東日本は角もちに醤油系カツオだしのすまし汁が多いとされます。ただし、おもちを焼いてから入れる、そのまま煮たりするなどの違いはさまざま。
一緒にいただく具材もまた家庭によって異なりますが、基本的に関西では、具は里いもや大根、人参が一般的で、関東では具は鶏肉、大根、三つ葉などになっています。