![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/64/04b3474a28990449e742f6c74662f78b.jpg)
人類の共通祖先はアフリカが起源であるとの説が最近では一般的に知られるようになりました。
バクテリアのような原核生物に好気性細菌が共生して、真核生物となり、現在の菌類や植物、動物に進化したことはDNAの分析から解明されているようです。
人の祖先は猿と共通祖先とかいう前にバクテリアなのどの単細胞生物と同じ原生生物であると考えるとその進化にどれだけの時間が必要だったのか。それが38億年くらいと云われても実感できません。
生物は遺伝子の「移動体」「生存機械」で使い捨てだという考え方もできます。
DNAが細胞のエントロピー増大を細胞を新しく複製することで防いでいる。
要するの秩序の再生を繰り返して生存を維持するためのからくりが生命であると言い直すこともできます。
DNAこそが人類の無限の進化を産む可能性を秘めているかも知れませんが裏返せば無秩序な新たな段階を迎える可能性もあるものです。
医学や生命科学の発展は難病や奇形児を皆無にできるといった有益な面と未知の感染症やモンスター(人工人間、人工生命)を造りだす有害な面の両面があり、必ずしも明るい未来とは限りません。
今後の技術革新でAI活用による遺伝子組替えや操作が誰でも何処でもできるような機械が一般普及化すれば倫理観を超えたとんでもない最悪な世界が到来する危険性を孕んでいます。
もしかすると生物の進化はエントロピー増大法則通りの生命の自滅の道をひたすら辿っていることになるかも知れません。
現在の全世界の既知の生物種数は約175万種と云われていますが2023年にはそのうちの15万7千種のうち4万4千種(28%)が絶滅の危惧があるとされています。これは人類の活動の影響によるものだと考えられているのが一般的常識です。
しかし、生命の歴史的な流れからこれは生命全体としての利他的な自然淘汰ではないのかと考えることも可能です。
また、自然保護を目的とする温暖化対策では逆に自然林を伐採して再生エネルギーを推進したり、SDGsなどでは世界から飢餓をゼロにやすべての人に健康をなどと謳っており、逆に環境破壊や人口増加策と思えることが優先されています。
どうも遺伝に支配される人類の活動の結果である人口増加も温暖化現象は生物全体が選んだ道であるかも知れないのです。何故なら一番大事な人口抑制はどの国でも最優先策になっていないし、人口増加は必ず食糧不足と戦争を起こす最大の要因であることは誰もが理解していながらその方向に向かっているからです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます