ほりでぃ・キッチン

たわいもない日常を暮らす中で感じた
たわいもない事を綴ります。
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過去と未来を語り合う

2011-02-23 22:26:34 | 徒然なるハナシ
今日は、久しぶりに、
公私&ネットでも仲良くしてもらっている
ハンドルネーム「えありす」さんと、
街のカフェでお茶会。

3時間ほど、
いろいろいろいろ話をしました。
彼女のお父様がお亡くなりになってからのこと。
お互い、子ども達が成長して、
家庭環境がどんどん変化していること。

そして、
これから迎える親の介護と自分たちの老後のこと…

私たちの年代は、
俗に言う「更年期」。
そして、この時期は人生のターニングポイント。

自分も変化し、
自分を取り巻く環境も変化して、
自分がそれに追いついていかないジレンマも…

ひとりで抱え込むと、
それはとてつもなく暗い闇であるけれど、
こうして、話せる友人がいるのは、
本当に幸せなことだと、
今日はつくづく感じました。

歳をとる。
それは、生き物である以上、
避けられないこと。

問題は、
「どう、歳をとるか」
「どう、生きるか」

私には、私を(多分)理解してくれている家族と、
こうして、親身になって話を聞いてくれる友人たちがいます。
3時間も話しをしたのに
「まだまだ話足りないね」と。

この年齢だからこそ、
「茶飲み友達」って大事。

これから、
彼女にも私にも、
どんな人生が待っているのかわかりませんが、
いつまでも、「口だけは達者」でいられれば、
それはきっと幸せな人生だろうなぁと思うのでした。



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九州新幹線 試乗会に行ってきました!

2011-02-19 01:29:19 | お出かけのハナシ
プライベートで応募していた、
九州新幹線「さくら」の試乗会招待券が当選しました!

今回は仕事抜き。
1人での参加で、ちょっとドキドキでしたが、
営業前の九州新幹線「さくら」に試乗できるのは
今だけ。

これはラッキー!ってことで
出かけてきました。




試乗区間は、熊本駅から博多駅までの往復。
熊本駅を出発したら、一切ドアは開かず、
博多でも、ホームへも降りられず、
娘と約束した「博多ポテト」も買えませんでした。
しかも、営業前で「汚してはいけない」ということでしょうか。
列車内への飲食物一切持ち込み禁止で、
本当の意味での「試乗会」でありました(笑)。




それでも
営業前の新幹線に乗るというのは、
多分、人の一生で、そう何回もあるものではない体験。
本当にラッキー♪

何回も言いますが、
とにかく営業前なので、
時刻を示すボードにも、当然、電源が通っておらず、
ただの「ボード」。



これが、営業開始後は、365日休むことなく、
メッセージを伝え続けることになるのだなぁ…と思うと、
これだけでも感慨深いものが。

そして、いよいよ試乗。
ホームも、まだ工事中の箇所もあり、
試乗者以外は誰もおらず、灯りも薄暗い。



このホームも、春には人であふれることでしょう。

そして、いよいよ出発。
私の席は、自由席でしたが、
2列・3列のシートは山陽新幹線「のぞみ」と同じような感じですが、
のぞみよりも足元が広く、
窓も広く感じました。



指定席にも行ってみると、
こちらは、2列・2列。
私の大好きな、新幹線レールスターのように、
ゆったりとした席になっておりました。
座席の色も落ち着いたグリーンでなかなか♪



そして、憧れのグリーン車。
こちらは、日本航空のクラスJのようなシートで、
乗り心地最高!
いつか、このグリーン車で旅をしたいものです。




通路には、飲み物の自動販売機も設置されていましたが、
なにせ営業前。
販売機は、見本も中身も空っぽ。
こんな光景も、試乗会ならでは。
ちょっと出会えない光景ですよね。




今回、試乗した8両編成の九州新幹線「さくら」。
その乗り心地は、

まるで、まったく揺れない日の飛行機のよう!

ホームをスーッと滑り出し、
音も静かで、のぞみのような横揺れもなく、
まるで、線路の上をスーーーッツと滑っていくかのような乗り心地で
最高に快適!

係の人の話だと、
何でも、山陽新幹線などは1本25メートルのレールを使って
いるのに対し、
九州新幹線は、50メートルのレールを使用しているのだとか。
そのため、レールとレールの継ぎ目が少なく、揺れがないのだそうです。

窓際の席には、自由席にもコンセント完備。
ただ、車両内には、東海道新幹線のようにWiFiは通っていないらしく、
アイフォンでの通信や電話は、ちょっと電波状況がイマイチ…

せっかくならば、新しい新幹線。
WiFiを通してもらいたいものです。

しかし、この新幹線の全面開通で、
九州と本州の距離がグッと近くなりました。

反対に、これまでの在来線の特急はなくなるということで、
「ちょっとそこまで」と行ける値段ではなくなり、
停車駅も少なくなって、
逆に不便を強いられる人も出てきてしまっているという矛盾…

新幹線も走り、在来線の特急も、
便数を減らすなどして残せないものなのでしょうかねぇ?

などと、たまたまお隣に座った、
自分の父親くらいの「私は自治会長」だという、
知らないオジサマと仲良くしゃべっていたら、
あっという間に到着。

さて、全面開通は3月12日。
私が、子どもの頃から「新幹線を熊本に!」という
看板がかかげられ、
ものすごく遠い未来に感じていた新幹線が、
いよいよ開通するのです。
流れた月日の長さに目が眩むようです。

熊本でも、様々なお祝いイベントが企画され、
しばらくはお祭り騒ぎが続くことでしょう。

とにかく、開通したらノンストップ。
安全第一で、「新幹線が開通してよかった」と思えるように
なってほしいものです。







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トライアングルのように…

2011-02-12 00:05:56 | 徒然なるハナシ
吹奏楽をやっている姪っ子の演奏会に行ってきた。

数々の素晴らしい演奏。
メンバーの「音楽が好き」という気持ちのこもった
素晴らしい演奏。

吹奏楽なので、
メロディーラインは、
フルートやクラリネット、トランペット
ホルンやトロンボーンなどの
木管楽器や金管楽器たち。

ベースを
ダブルベースやチューバ、
ユーフォニアムなどが担当し、

パーカッションを
ドラムやティンパニーなどの打楽器が担当。

特に、
最近のパーカッションは、その種類の多さに
驚かされる。

私が中学時代の頃などは、
パーカッションという言葉もなく、
「打楽器」という分類で、
大太鼓、小太鼓、ティンパニー、シンバル。
たまに、木琴とか鉄琴とか、タンバリンとかマラカスとか…

それが今では、
ドラ、シロホン、コンガ、ドラムセットなどなどなどなど…

そして、
昔は、1人にひとつの楽器を担当していたように記憶しているが、
今は、パーカッション担当者は、
1曲の間にも、楽器の間を行ったり来たりして、
それぞれがいろいろな楽器を代わる代わる演奏している。

そんな進化するパーカッションが面白くて、
実は、演奏中、私はずっとパーカッションばかりを見ていた。

そして気が付いた。


トライアングルの音ってどんな楽器よりもキレイで響く!


昔、幼稚園の頃、
「ヒモの部分を持つんだよ」と教えられ、
小学校低学年の頃は、カスタネットと並んで、
最もポピュラーな。
木琴や鉄琴に比べると地味な位置で、
音楽会などでトライアングルになった時は、
「あーあ…木琴がよかったなぁ」などと思ったものだ。

そのトライアングルが、大人数の楽団の中に
たった1個。
ステージから離れた席からは、
手に持っているのさえも見えないほどの
小さなトライアングル。

それが、
なんと、まあ、
シンバルに負けず劣らずの、圧倒的な存在感をもって
澄み切った綺麗な音色を奏で、曲に彩りを添えているのである。

感動した。

小さな小さなトライアングル。
でも、その音色があるのとないのとでは、
同じ曲でも、大きな差がでるのである。

演奏会の後、
一緒に行った母と妹に聞いてみた。
「トライアングルの音色、よかったよね?」

しかし、
母も妹も、「気が付かなかった」と。

いや、母や妹だけじゃないかもしれない。
あの会場の中で、トライアングルの音色に気が付いた人は
果たして何人いたのであろうか…

スイング系の曲の時、
クラリネットやトランペット、ドラムセットの独奏があり、
そのたびに、大きな拍手が起こる。

でも、トライアングルは…


私は、今日の演奏会で考えた。


誰からも気づかれず、
特別な拍手ももらえず、
表舞台に出る事もなく…

それでも、
その存在は貴重であり、
穢れのない澄んだ音色で、
ひそやかに、しかし確かに、
その存在を主張する。

私は、ここにいる。
私は、たしかにここにいる。
私は、小さい存在だけれども、確実にここにいる。


人生は一度きり。
表舞台で派手に生きて行こうと頑張らなくてもいいじゃない。
自分のキャパシティ以上のことを、自分で自分に枷せなくてもいいじゃない。
人目を気にし、自分を飾らなくてもいいじゃない。

今日のトライアングルの音色が、
自分のこと、そして家族のことで悩んでいた
私に、それを教えてくれた。


「人は与えられた運命を淡々と受け入れて生きていけばいいのだ」


私の敬愛する小説の主人公「スカーレット・オハラ」も言っているではないか。

「明日は、また別の違う日」

過去にとらわれず、
周囲に惑わされず、
自分を見失わず、
自分のできることをできるだけ。
それでいいのかもしれない。

トライアングルのように生きて行く。

そういう人生も、いいかもしれない。


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遅ればせながら、東京旅行記「高幡不動尊」編

2011-02-03 12:46:29 | 徒然なるハナシ
話は、息子のアパートを探しに行ったときに遡ります。

ポコンと時間が空いたので、
息子のアパートのある八王子市にある

高幡不動尊 金剛寺へ。


京王八王子線を利用することが多いので、
「高幡不動駅」は、いつもとっても気になっていたのですが、
駅に降り立ったことはなく。
お恥ずかしながら、高幡不動尊の歴史も何も知らなかった私。

この日は、お天気もよく、ひとりでブラブラするにはいいかなぁと
気軽に出かけてみたのでありますが…

行ってみてビックリ!

なんと、立派なお不動様ではありませんか!
なんでも、あの有名な新撰組の
土方歳三さんの菩提寺でもあり、銅像も立っておられました。





出店もたくさん出ていて、境内は活気に溢れ、
平日だというのに、たくさんの参拝者。
広い境内には国宝級の文化財も多いのだとか。
それはそれは立派な五重塔もありました。



ひとりで、境内を散策し、
お参りすること小一時間。

最近ハマっている御朱印帳
自分へのお土産に購入し、さっそく御朱印もいただきました。





高幡不動尊のHPは
こちらでご確認くださいませ。

身も心も洗われた気分で、
帰りは、高幡不動駅から多摩モノレールに。
羽田のモノレールよりも新しいせいか、
揺れもなく、乗り心地満点のモノレールで
降り立ったところは、立川駅。

立川市は八王子市よりもお店が多く、
姪っ子に頼まれていたブランドのショップもあるので、
立川駅周辺のファッションビルでショッピング。

参拝とショッピング、そしてモノレール体験で
半日ホリデーを「ご近所」で満喫。

普通の観光ツアーでは行かないようなところへ
ふらりと行けるのは、
息子のアパートという拠点があるおかげ。

この春からは、
もうちょっと広いマンションが拠点に。
あまりに東京の居心地がよいので、
こちらに遊びに来てしまうと、
熊本に帰りたくなくなるんじゃないかと、
今から危惧しています((笑))




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