ほりでぃ・キッチン

たわいもない日常を暮らす中で感じた
たわいもない事を綴ります。
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マリー・アントワネット

2007-01-31 10:40:15 | 徒然なるハナシ
デスノートを観たときの、予告編から気になっていた、
映画「マリー・アントワネット」を観てきました。

「ベルばら」以来、すっかりフランス革命に興味を持った私。
(多分、そういう人は多いことと思いますが)
これまでも、数々の本や、漫画、映画も多く観てきました。

で、今回の女王様役のキルスティン。かわいいです。
肌がつるつるです。スパイダーマンや、「チアーズ!」にも出ていたと
思うのですが…。しかし、ちょっと老けていました。
15歳のマリーを演じるのは、かなりキツイ…
でも、成人後の女王様は、美しかったです~

それにしても、これはポップなアメリカ映画。
女王様も王様も、伯爵も、みんな英語をしゃべります。
パリでの、運命の仮面舞踏会では、ロックを輪になって踊ります。
ポリニャックさんは、おしゃべりで男好きだし…。

しかも、説明部分がほとんど、はぶかれていますので、
ベルばらを読んだこともなく、フランス史に興味もない人には、
ちょっと、歴史的背景がわかりにくいかも…

「今月は王妃様が3万リーブルもお金を使って」と言われても、
いったい日本円にしたら、どのくらい??
この映画は、アントワネットの私小説のような感じなので、
この映画だけみれば、フランスでなぜ革命が起こったのか、
なぜ、アントワネットが目の仇にされたのか、わかりにくい。

首飾り事件も、ギロチンの場面もバレンヌの逃亡も、バスティーユ襲撃の年号も日時もはぶかれていて。
実際、一緒に観た娘も「これ、何年ごろのお話?アントワネットさん、いい人で幸せそう」と…。(まあ、娘も勉強不足ですけど)
帰宅の途中、「カトルジュ・ジュイエ」というケーキ店に立ち寄り、
フランス革命記念日について演説をぶった母です。

しかし、ベルサイユ宮殿の映像は美しく、お菓子は美味しそうで、
ドレスも素敵。
前評判の通り、女の子の「うっとり」を凝縮したお菓子のような映像で、
これはこれで、そのエンタティンメント性は充分堪能できました。

そして、驚いたのが、観客の平均年齢の高さ。
ベルばら世代から、ちょっとご年配の方が多く来場されていました。

そうそう、マリーアントワネットの映画といえば、
2001年に公開された「アントワネットの首飾り」も面白かったです。
1980年の「ベルサイユのばら 実写版」は…。美しくはありましたが
微妙だった…(^^;)

ところで、1980年以降だったと思うけど、
やはり、マリーアントワネットの生涯を描いた映画がありましたよね?
こちらは、貴族に見守られながら用を足したり、
出産することに抵抗を示すアントワネットとか、
ポリニャック伯夫人とのベタベタ親友関係とか、
首飾り事件も、プチトリアノンへ出入りを許されない貴族との確執とか、
もっと丁寧に描かれていたと思います。
ただ、この映画でのアントワネットは、赤毛で。
あまり美しいイメージはなかった。

誰か、この映画のこと、覚えていらっしゃる方、いませんか?
(ググッてみたけど、ソフィア・コッポラの作品ばかり)

*写真は、ワーナーマイカルの売店で買える、「スイーツセット」。
まったりと濃厚なチーズケーキが絶品。ここで映画を観るときは、
いつも、このセットをお供にします。 私は紅茶とセットで、
娘はココアとセットで。

確定申告の恐怖、ふたたび…

2007-01-27 20:59:42 | 徒然なるハナシ
とうとう、やってきました…

確定申告の書類!!!

…すっかり忘れていました…
ああ…今年もまた、がけっぷちです…
毎日、きちんと領収書の整理をしておけば、何の問題もないのです。
毎年毎年、苦しんでも苦しんで…
それなのに、ああ、それなのに(古ッ!)
今年もまた、同じことの繰りかえし…

学習能力のない自分がうらめしい~
仕事の締め切り、息子の受験、確定申告…

もし、息子が県外の大学に合格したあかつきには、
さらに、アパート探しに引越しという雑事が加わります…

私は、この春を乗り切れるのでしょうか。

遠い目をしながら、近所のカフェでお茶を。
ぼんやり窓の外をながめながら、
しばし現実逃避を試みた、土曜日の昼下がりでありました。

You Raise Me Up

2007-01-24 12:39:15 | 徒然なるハナシ
正月、「白虎隊」のドラマを見ました。
かなり脚色されていたようですが、
ヤマピーも田中くんも素敵で。

隊士と同じ年頃の息子も、感動していました。
私は、母に感情移入して。
泣けました。

このドラマのエンディングテーマが、この「You Raise Me Up」でした。

いい曲です。
たしか、荒川静香さんのエキジビションの曲も、これではなかったでしょうか?

いい曲なので、いつかレンタルしようと思っていたのですが、
入試のバタバタで忘れていたんですね。

ところが、昨日、「学校へいこう」という番組で、
『イルカのトレーナーになりたい女の子の、夢をかなえる』というコーナの中で、
この曲が使われていたのですね。

それが、まあ、不覚にも感動したのですよ。
バラエティなんですけどね。
内容も、よくあるパターンだったんですけどね。
この曲の独特の盛り上がりで、ヤラレてしまいました。

「これはもう、早速、BGMの定番にするしかないでしょう!!」

ということで、iTunesストアでダウンロードしました。(150円也)

今、この曲を聞きながらブログを更新しています。
別に、なにもないのに、感動しています。
純粋に、曲に感動しています。

この感覚は、久しぶりです。

ゆずの「栄光の架け橋」以来かも…。

ああ、やっぱり音楽っていいもの。
音楽を作り出す人間は、素晴らしい生き物ですね~

東京タワー

2007-01-22 17:06:15 | 徒然なるハナシ
リリー・フランキーの
「東京タワー」を買いました。

本当は、もう、これ以上、我が家に本を増やしたくなかったんですけどね…。
狭いマンション、本棚も押し入れも一杯で。
リサイクルショップで売ればいいんですけどね。
何度も読み返すのが好きな私は、気に入った本を売るのが苦手で…。

そのくせ、活字がないと寝られないものだから、
3日に1冊は新しい本が欲しくなり。

なので、読みたい本が読めて在庫も増えない図書館を愛用しております。

しかし、
この本だけは、どうしても読みたかった!
もこみちくんのドラマを見たら、さらに読みたくなった!
で、図書館に予約をしようとしたら、

予約番号 440番

よんひゃくよんじゅうばん、なんて、今年中に読めるのかしらん??
いや、きっと再来年まで読めないだろうなあ…

ということで、身銭をきって購入しましたとも。

で、毎日、少しずつ少しづつ、大事に読んでいます。
本当はね、一気に読んでしまいたいのですよ。
だってだって、とっても面白くて、そして泣ける!!

でもねでもね、一気に読んでしまうと、
もったいないではないですか

だから、日本酒を舐めるように、
チビリチビリと読んでいるのであります。

ドラマでは、高校まで地元にいるマーくんですが、原作では
高校から地元を離れてるんですね。

(これ以上は、ドラマを楽しみにしている人のためにシークレットにしておきましょう)

あー…切ない…

息子を持つ母親として、
県外の大学へ進学を希望している息子の母親として、

オカンの気持ちとオーバーラップ!

母親って、切ないですね。
子育てって、切ないですね。

「マーくん」の面白おかしいエピソードの合間に書かれている
「五月にある人は言った」のフレーズが、ズシンと胸に響きます。

これは、きっと、私も「オカン」だからでしょうか…。

まだ、マーくんが東京の大学に進学を決めたあたりまでしか、読み進んでいませんが、
すでに、何度、泣きそうになったことか。

息子をおもちのオカンの皆様、是非、一度読んでみてくださいまし。

ドラマの方は、今日、大学を卒業するらしいですね。
こちらも、楽しみです。


センター試験 その2

2007-01-21 23:29:39 | 家族のハナシ
今日は、センター試験二日目。
昨日、受験科目が終わってしまった息子は、ゼミのホームページを見て
自己採点をしていました。

結果は…かなり微妙の様子。

「本命の、私立大学の一般入試、頑張るけんね」

うん。いよいよ再来週。頑張れ。

そうそう、昨日のリスニング機器の不具合は、
昨日のうちに再試があったみたいです。
6時半に終了してからの再試だったので、
帰宅がかなり遅くなったみたい。
今日も受験があるのに、余計な労力で、いらんリスク。

毎年問題になるリスニングの機器の不具合。
受験生の負担にならないように、改善してもらわないと困りますよね~