剛柔流空手道志道館

日本剛柔流空手道連盟横山会、
志道館館長の日々感じた事を
記して行きます。

5月26日 続ける・・・

2012年05月26日 06時00分00秒 | 日記
「続ける」と言う事はどんな事が有るだろう?勿論空手に付いてです。

実際自分も空手を30才から続けて35年に成るのだが、どんな事が有っただろう?

36歳の時に参段を頂き、師範代の一人に成った。

その頃からかな~、周りの人で自分を知る人は一目置くようになってきた。

かと言って自分は空手の実戦をした事は、一度も有りません。

これは幸いな事だと思っています。これからも無い事を願っています。

他人の恫喝にあまり怖がらなく成っている。

続ける事で空手関係の知り合いが増えている。そして、友人も。

42才で道場を出してから、子供達共接し始めた。

小学一年生から大学を出るまで付き合った子も居た。

途中で辞める子が大半の中、その子の履歴書には16年間空手を続け、現在3段と書かれている。

これは大きなポイントだと思います。(一般社会人には分かると思うので、省略します)

初段を取って辞める人が割と多い世界なので、丁度ピラミッドみたいですね。

上の段の人は少ないのが現状で、そこまで続ける事の難しさだと思います。

初段で辞める人は、黒帯に成るまでは・・と頑張って、一区切り付けてしまうのでしょうね~~、残念です。

本当は初段は空手の入り口に立てた事なので、(色帯は見習い)

そこから空手の本当の面白さが分かる様に成るのですが、稽古の時は同じことを練習しますが、

その質は全然違うものと言う事が分かっていないからなんだと思います。


これは自分が実感して居る事なのですが、他の競技をやった時に、他の人より早く上達しますね。

太極拳もそうですが、球技をやっても同じ事です。

それは身体の使い、見切り等が良いからだと思います。

それにしても続ける事は難しいから、力に成るのでしょうね。