上田新聞さんのほうで
デュアルコアのPentiumMの詳細が秋ごろ発表されるという記事があった。
記事で指摘している通り、おそらくコードネーム「Yonah」なのだろうが
予想よりだいぶ早い発表でちょっと驚きだ。来年登場という予定だったから
もう少し遅くなると思ってたが・・・はやめに発表してデュアルコア化のアピールをしておきたいというところだろうか?
はてさて、現在のPentiumMは「Dothan」コアなのだが
皆さんもご存知の通り、非常に優秀だ。2GHz程度で
Pentium4やAthlon64の3GHz(AMDはMNだが)クラスに匹敵する。
さらにはTDPが21Wで非常に優秀である。
そんなPentiumMがデュアルコア化したらAMDとってはまさに脅威。
今現在NetBurstアーキテクチャのコアが大コケでAMDにとってはチャンスが続いているが
PentiumMのデュアルコアが早くに登場したら一気に危なくなる。
AMDはデュアルコア化を2005年度に予定している。それはIntelも同じだ。
AMDのデュアルコアは90nm、Socket939のAthlon64のTDPが108Wに設定されていることから
おそらくその程度の消費電力、またはTDPで登場すると予想できる。
まぁ、Athlon64のTDPはかなり余裕を持って設定されているので実際はもっと低いだろう。
Athlon64 2800+~Athlon64 FX-53、Athlon64 3800+が同じTDPに設定されているところからそれはうかがえる。
しかし、PentiumMは単体のTDPが21W程度
これがデュアルコア化して50W級~70W級なんてレベルで登場したら
かなり危うい。しかもそのぐらいのTDPで登場する可能性が高い。
単純なスペックで比較したらモバイルCPUである
PentiumMはAthlon64には及ばない。パワー不足である。
それに加え、PentiumMは既に90nmで2GHz程度。秋には2.13GHz(だったかな?)
が登場予定だが、それ以上のクロックアップは厳しいだろう。
しかしAthlon64はまだ130nm2.4GHzまで達成し、90nmでさらなるクロックアップが望める。
Athlon64とPentiumMは同じような性質のCPUなのでこのクロックの差はパフォーマンスに大きくかかわる。
それに加え、PentiumMは非常にコストが高い。
それはL2 2MBものキャッシュのせいなのだが、コストの問題を
どう解決するかも見所だ。
パフォーマンスで優位なAthlon64 デュアルコア
消費電力で優位なPentiumM デュアルコア
そんな構図が予想される。
何にせよ両デュアルコアの詳細の発表が楽しみである。
http://nueda.main.jp/blog/archives/000649.html#more
デュアルコアのPentiumMの詳細が秋ごろ発表されるという記事があった。
記事で指摘している通り、おそらくコードネーム「Yonah」なのだろうが
予想よりだいぶ早い発表でちょっと驚きだ。来年登場という予定だったから
もう少し遅くなると思ってたが・・・はやめに発表してデュアルコア化のアピールをしておきたいというところだろうか?
はてさて、現在のPentiumMは「Dothan」コアなのだが
皆さんもご存知の通り、非常に優秀だ。2GHz程度で
Pentium4やAthlon64の3GHz(AMDはMNだが)クラスに匹敵する。
さらにはTDPが21Wで非常に優秀である。
そんなPentiumMがデュアルコア化したらAMDとってはまさに脅威。
今現在NetBurstアーキテクチャのコアが大コケでAMDにとってはチャンスが続いているが
PentiumMのデュアルコアが早くに登場したら一気に危なくなる。
AMDはデュアルコア化を2005年度に予定している。それはIntelも同じだ。
AMDのデュアルコアは90nm、Socket939のAthlon64のTDPが108Wに設定されていることから
おそらくその程度の消費電力、またはTDPで登場すると予想できる。
まぁ、Athlon64のTDPはかなり余裕を持って設定されているので実際はもっと低いだろう。
Athlon64 2800+~Athlon64 FX-53、Athlon64 3800+が同じTDPに設定されているところからそれはうかがえる。
しかし、PentiumMは単体のTDPが21W程度
これがデュアルコア化して50W級~70W級なんてレベルで登場したら
かなり危うい。しかもそのぐらいのTDPで登場する可能性が高い。
単純なスペックで比較したらモバイルCPUである
PentiumMはAthlon64には及ばない。パワー不足である。
それに加え、PentiumMは既に90nmで2GHz程度。秋には2.13GHz(だったかな?)
が登場予定だが、それ以上のクロックアップは厳しいだろう。
しかしAthlon64はまだ130nm2.4GHzまで達成し、90nmでさらなるクロックアップが望める。
Athlon64とPentiumMは同じような性質のCPUなのでこのクロックの差はパフォーマンスに大きくかかわる。
それに加え、PentiumMは非常にコストが高い。
それはL2 2MBものキャッシュのせいなのだが、コストの問題を
どう解決するかも見所だ。
パフォーマンスで優位なAthlon64 デュアルコア
消費電力で優位なPentiumM デュアルコア
そんな構図が予想される。
何にせよ両デュアルコアの詳細の発表が楽しみである。
http://nueda.main.jp/blog/archives/000649.html#more