「平和を守ろう」の一点で組織の垣根をこえた実行委員会を結成し、今年5月に行った映画「標的の村」上映会に続く第2弾の取り組みとして、「せんしゅう恒久平和へのつどい 9条は宝」を9月20日(土)、和泉市内で開催し、125名の参加がありました。
「つどい」では、「ギターを抱いた介護福祉士」として演奏活動をおこなっている比嘉伸弘さんによる演奏でした。比嘉さんは、映画「ひまわり」でとりあげられた1959年、沖縄・石川市(現うるま市)にある宮森小学校に小学校3年で在学中、児童11人を含む17名が犠牲となった米軍ジェット戦闘機墜落事故を経験したおひとりです。比嘉さんは「忘れてはならない」と事故を語り継ぎながらあたたかい沖縄の音楽を中心に演奏をされました。
そして、記念講演では、ジャーナリストの西谷文和さんが、「戦争の現実 安倍内閣の虚構」と題して、「戦争と原発、安倍首相と橋下市長はつながっている」と話をすすめました。ビデオ映像などを活用しながら、安倍政権の集団的自衛権の行使容認に対して「戦争では平和はつくれない」とイラク戦争の現実から力説、戦争を儲けの道具にしようとする勢力の存在やそれをごまかす広告が国民をあおりたてている事実を暴露し、国民を分断する広告に「だまされていけない」と警鐘を鳴らしました。