「和泉九条の会」がおこなう毎月の定例宣伝、通常「9の日」におこないますが、今月は今日8日が太平洋戦争が始まった開戦記念日にあたることから、本日に行われ、市職労からも3名が参加しました。
また、本日は和泉母親連絡会のみなさんが「赤紙配り」をいっしょにおこないました。
かつて絶対主義的天皇制の下で無謀な侵略戦争に乗り出し、徴兵制のもとで「赤紙」1枚で多くの若者を戦場に送り出し命を奪いました。
戦前の公務員は天皇の官吏として、赤紙をくばり、徴兵をおこなってきました。日本国憲法は、戦争を放棄し、戦力を持たず、国の交戦権を認めないとする9条を定め、公務員についても、天皇や権力者の一部の奉仕者ではなく、「全体の奉仕者」とされました。
戦後、自治体労働組合は「自治体労働者は2度と赤紙は配らない」をスローガンに反戦平和の運動に取り組んできました。
いま、「自衛隊を国防軍へ」「集団的自衛権の行使」といった「戦争する国」「戦争できる国」にむけ改憲の動きが強まっています。あらためて憲法九条を守り、生かす運動を広げるために、奮闘していきたいと思います。
和泉母親連絡会のみなさんが配った赤紙はこちら→「img-Z08160826.pdf」をダウンロード