和泉市議会議員選挙が約1ヶ月後(9月2日告示、9日投票)と近づき、駅立ちをする現職や新人予定候補、事務所びらきをおこなう予定候補もめだってきており、市内の選挙ムードも高まりつつあります。
7月25日におこなわれた選挙管理委員会による立候補予定者説明会には、現職・新人・元職含めて33名が参加したと伝えられていますが、今のところ定数24名に対し、32名かこれよりやや少ない立候補が見込まれており、前回並みの「多数激戦」の様相です。
4年前の選挙では投票率が50.8%と低下傾向に歯止めがかからず、最高得票3487票、最下位当選得票1819票でした。
今回の選挙は来年6月に市長選挙も控えていることから、今後の市政運営にもかかわる重要な選挙です。また、平成27年度までの行財政改革「和泉再生プラン」、市立病院や学校給食のあり方、新たに浮上している庁舎建て替え問題などへの対応などさまざまな課題に対して候補者がどう向き合うのかが問われます。
和泉市職労は、党派を争う選挙で特定政党を支持せず、組合員の政党支持の自由、政治活動の自由を保障することを原則としています。したがって、今回も特定の党派や候補者を組合として支持することは行いませんが、これまでも一致する要求・政策で協力・共同をおこなってきた党派や候補者の奮闘を祈念しつつ、すべての候補者が安易な住民サービスカットではなく、住民のくらしを守り、和泉のまちづくり、地方自治を発展させる方向での政策論議が活発に行われることを期待します。