「和泉市学校給食運営検討委員会」が、学校給食調理業務の民間委託方式推進の結論を出したのを受けて、「和泉市の学校給食をよくする会」が市教委に保護者や市民に説明会を開くことなどを求めた要望書を提出し、18日までに回答するよう求めていましたが、市教委からは回答がありませんでした。
そして、19日に「会」のメンバーが市教委に出向いたところ、市教委からは市議会開会中で多忙につき要望書に対応できないこと、市議会終了後、3月中に要望書の内容について回答することが説明されました。しかし、市教委の誠意が見られない対応に不信も生まれています。
今後、市教委は、すみやかにパブリックコメントをおこない、教育委員会定例会(毎月第3木曜日に開催。次回は4月17日)で議論をすすめていくようですが、市議会では、「運営検討委員会」の「答申書」が出されると答弁しており、その答申書もまだ出されておらず、議事録も第5回までしか公開されていません。また、運営検討委員会に出された資料も公開されていません。
市教委は、子供たちの成長と発達、学校教育・食育に大きな影響を与える学校給食について、運営検討委員会の「結論」だけを前提にせず、保護者・市民に情報を公開し、十分な議論と検討を行う必要があるのではないでしょうか。
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