埼玉自動車教習所

現在は「普通一種 特定教習」と「高齢者講習」を行っております

高齢運転者の事故防止

2019-11-03 15:24:41 | 高齢者講習

高齢運転者の交通事故における、全体の交通事故に占める割合が年々増している

昨年2018年は14.8%

今年に入って池袋暴走事故など、大きな事故もあり、減ってはいないだろう

 

先日(11/1)の読売新聞の記事によると、29日の未来投資会議で議長の安倍首相が、高齢ドライバーの限定免許制度を検討する事を決め、検討を指示した

限定って何に限定するのか?「安全運転サポート車」の運転に限って認める免許など等‥。。

30日の新聞紙面にサポート車の条件に付いて載っていました

①自動ブレーキ

②アクセルとブレーキの踏み間違い時の加速抑制装置

③車線逸脱警報装置

④ハイビームとロービームを切り替える先進的なライト

この4つを備えた車は「サポカーSワイド」と呼ばれる(民間企業での基準)

②の加速抑制装置はこれですね

 

また今年8月30日の記事によると、高齢運転者に実車試験によって運転能力をチェックする、その実証実験を来年度に行う事を決めたとの事

今現在は、高齢運転者(75歳以上)が事故や交通違反をしたとき、臨時認知検査を実施しているが、これと同時に実車試験も行うという事になるのでしょうか

 

オーストラリアのニューサウスウェールズ州では、85歳以上の運転者に2年に1度の実車試験を義務付け、不合格の場合は免許を取り消す

ドイツは走行距離を自宅から半径何キロまでと限定

アメリカのアイオワ州は運転できる時間帯を限定する(昼間だけとか?)

日本ではまだ限定免許にまで至ってないが、高齢運転者に対する対策としては、70j歳以上で免許更新のときに更新時講習を高齢者講習として2時間実施している

75歳以上で免許更新の時は、先ず認知検査を行いその結果により、2時間もしくは3時間の高齢者講習を実施
認知症の疑いがある場合は医師の診断が必要となる

いずれも高齢者講習の修了証がないと免許更新ができない

 

これら認知検査や高齢者講習を受ける事によって、自身の身体機能や反射神経・判断能力などの衰えを自覚してもらう事が目的なのです

 

専門家たちの意見にもあるように、90歳でも元気で問題の無い人もいる

高齢運転者の運転免許に関してばかりではなく、車がエコ車になるのと同時にサポート機能が普通になるといいですね

 

埼玉自動車教習所  0120 705321


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 看板犬かな? | トップ | #8080はればれ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。