見出し画像

スカッtoうお〜きんぐ

芭蕉ちゃんが行く!〈千住編〉 二人の芭蕉、仁義なき戦い

被災されている方々が、
一日でも早く、
日常に戻れますように。🌈



前回、紀行文『おくのほそ道』に向けて
旅立ちの準備をした
芭蕉ちゃんと曽良。

採茶庵(さいとあん)
序文に出てくる『杉風(さんぷう)が別墅』
弟子の杉風の別宅。
芭蕉は、『芭蕉庵』を引き払った後、
しばらくここに滞在しました。



元禄2年(1689年)、深川の採茶庵を出立。
大川(隅田川)を、船で北へ向かう。




最初に着いたのが、『千住』(せんじゅ)。




千住大橋(江戸時代:単に〈大橋〉)


素戔雄(スサノオ)神社⛩️
卸祭神:素戔雄大神、飛鳥大神
荒川区で一番大きな神社

芭蕉さんの歌碑がある


『千寿という所より船を上がれば、
 前途三千里の思い 胸にふさがり
 幻のちまたに 泪をそそぐ』

『行く春や
   鳥啼き 魚の目は泪』

(春が行こうとしている
 鳥は啼(な)き、魚の目にも泪が浮かぶ)


芭蕉ちゃんと曽良は、
大橋(千住大橋)を渡って
いよいよ東北に向けて旅立とうとしています


矢立(やたて)初めの歌。
=旅立ちの歌としても有名ですが、

見送りに来た弟子たちの目にも涙。
別れを惜しむ歌であります。


えっ、
元は、『鮎の子の しら魚送る 別れかな』
春は、死を連想させる。
芭蕉さんは、
旅から戻れない事を覚悟していた。
魚の目は泪の比喩、
お釈迦様の涅槃の図。
全ての生き物が涙を流して悲しんでいる…

奥が深いですねぇ〜。
が、
ボクの妄想は、違います。

〈これから三千里かぁ…
 あぁ、面倒…嫌だなぁ。涙😢〉

芭蕉ちゃんの
後ろ向きな気持ちが伝わってくる歌かと😅
(ボクの妄想ですからね)

『さ、師匠、行きますよ。』

弟子の曽良に襟首引っ張られる
芭蕉ちゃんが、目に浮かびます。



『ちょっと、待ってください。
 話は、ここで終わりません。』
『誰ですか?あなたは?
 あ、因みにボクは、筆者です。』
『松尾芭蕉です。』

『あ、ども。』
『あなたが、松尾芭蕉さんですか?』
『そうです。』

『ちょっと待てーい。』
『はい?』
『ワシも松尾芭蕉じゃ。』
『へ?』
『あなたも、松尾芭蕉?』
『そうじゃ。』

『芭蕉さんが二人…マジか』
『何を言っているんですか。
 私が松尾芭蕉です。』

『ワシは、
 足立区の推薦を受けているんじゃ。』
『正統の者なんじゃ。
 見ろ。』
 ↓







『確かに、矢立初めの地とある。
 嘘言っている訳ではないみたいですね。』

『何を言っているんですか。』


『船で千住に来た後、
 大橋を渡るのに、
 わざわざ右岸に着けますか?
 それとも何ですか?
 一旦、橋を渡って、
 Uターンをして、
 再度、橋を渡り直したとでも?
 そんな面倒な事しますか?』

『確かに。ホントだ。』
『となると、南の芭蕉さんが正統の者?』

『そうですとも。』



『ちょっと、待てーい!』
『下の広重さんの絵、見てみろ!』

『右(足立区)側に、
 船着場があるではないか!』


『現在だって、そうじゃ。』


『右(足立区)側に比べて、』

『荒川区側には、
 何のアピールもありはしない↓』


『北(足立区)に宿泊して、
 用事で南に行ったんじゃ。』
『確かに素戔雄神社⛩️は、
 南側にあるからの…』
『屁理屈です!』

『ケンカしないでください。
 wikiで調べてみましょう。』

『千住宿は、足立区側に設けられていたが、
 次第に拡大し、大橋を越えて、
 荒川区にも千住宿南組が出来た。
 これが、南千住の由来になっている…』

『見てみぃ。
 千住というのは、
 元は、北側の地域だったのじゃ。』

『いや、
 どうも、どっちも千住みたいですね〜。』

『‼︎』
『⁉︎』

『困りましたね。
 んー、芭蕉さんが二人…
 お正月だけに、
 芭蕉が2(ツー)…ぷっ
 …なんつって。』

『もしや、お前。
 それが言いたいが為に、
 記事書いていた訳ではあるまいな?』💢

『それは、許せませんね〜。』💢
 
(ドリフの盆回り)
 ジャ〜ン
 テテテ テッテケテッテ
 テッテケテッテ テテテ✖️2
 タンタンタ タランタ〜ン

『痛い、痛い。暴力反対。』

『ヒェー、ごめんなさーい。
 全然、お後がよろしくないですね。
 怒らないでください。
 あ、今年もよろしくお願いしま〜す。
 それでは、また〜。』







コメント一覧

sk_oyazi
@yaima0812 コメントありがとうございます。
こちらこそ宜しくお願いします。

最終的には、伊賀まで行きたいですね。
ただ、
ウチには寂しがりのワンコがいまして、
遠出が中々しにくい状況なのです。😅
yaima0812
やいまです。
久しぶりの投稿お待ちしていましたよ!
今年もどうぞよろしくお願いいたします!

芭蕉さんはあまりにも有名な句がたくさんありますが
奥の細道への旅立ちの場所とか、
何も知らないので
勉強になりました!

伊賀国、今の三重県のお生まれなので
愛知県民の私は
同じ東海地方ってことで
ちょっと親近感あったりします(笑)
sk_oyazi
@mkdiechi 恥ずかしい限りです…😓
mkdiechi
おはようございます。ぴあ野です。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

さすがですわ~
押さえることは押さえて
「お正月だけに、 芭蕉が2(ツー)…」!
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

最近の「日記」カテゴリーもっと見る