立秋
2021-11-23 | り
ユニコーンの中で解散前再結成後ぜーんぶひっくるめて一番好きな曲が、この、立秋なんだよね。
ABEDONがこれを24歳くらいで書いたってのが。天才かよ。
永久に変わらざる涼しき山並
って古語表現を使ってる。遠い過去を想ってるような。
アコギ1本なんだけど、そのアコギ1本から急にキーボードやベースドラムギターが入ってきてガラッと展開が変わる。
テンポアップ。
語り合い抱き合い憎み合う年月を
って歌詞が重たい。胸にくる。年月をーーーーーーって感じで音が上がってって伸ばす民生。
その後間奏でCDバージョンはパーカッションが入る。短めに。
ライブバージョンは4946ツアーの沖縄のしか聴いたことがないんだけど、ギターも入るしアコギもかき鳴らして長めでかっこいいです。
川西さんバージョンの立秋をライブで聴いてみたい。
この間奏の後に
忘れない忘れない忘れない忘れない
って歌詞が…泣けてくるんだよなあ…
同じ、忘れないなのにコードや伴奏を変えてくるのが粋。
ライブバージョンだとキーボードが、ピアノ音にプラスしてシンセが入ってるので朝靄感が増していてかっこいい。芸術。
やー…この曲は本当に1つの作品、芸術品だなと思います。ユニコーンの曲は好きな曲がいっぱいだけど、大人になってから聴く立秋は更に心に響きます。ずっと1位。
中学生の時はこのアルバムは全体的に位印象で、ユニコーン解散しちゃうんじゃないか?って思いながら聴いた思い出。だから、この曲もピンと来なくて、明るい曲だけど選んで聞いてたんだけど。
切ないしドラマチックで本当に大好きな曲。
ベースが地味に忙しいから余計にテンポアップ部分が活きている。