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徒然 さやか日記

煎茶道 売茶真流の煎茶会へ 医王山 長安寺

GW30日 日曜の朝…
雨あがり開花間近のエゴノキを眺め、
モーツァルトの軽快な明るく可愛らしい
ピアノ四重奏曲を聴きながらのblog
車の窓を開け音楽を聴きながら書いてたら、
コゲラちゃんが好奇心旺盛に遊びに!笑
可愛い



昨日…GW初日の29日は
青もみじ茶会へお誘い頂き お出かけ。

福知山の医王山 長安寺さんへ
いつも山の大文字を遠方から眺めるばかりだった姫髪山下、医王山の長安寺。
境内に入ると、
美しい青もみじの樹々の多さに圧倒された

「秋の紅葉で有名な長安寺」
…青もみじでも、本当に美しい。
本日は、こちらでの煎茶会。
流派は売茶真流、と伺い、
「えっ、売茶?」とすぐ心中に引っかかった
ご住職様のお話を伺って、やはり!と、
その引っかかりが繋がった喜び!
伊藤若冲と親交のあった売茶翁!賣茶翁だ
2年前2021お正月ドラマの
「ライジング若冲」での
売茶翁(石橋蓮司さん演じる)が、
医王山 臨済宗南禅寺派の長安寺さんと
煎茶道を通じご縁がお有りだった

大好きな若冲の描いた売茶翁画(Wikiから)


長安寺ご住職様からは
館内撮影のご許可を頂き、
売茶翁像のお写真も近くでどうぞ!
寛大な お言葉も頂いた


お煎茶道の世界に臨席、
体験させて頂くのは生まれて初めて。
全てが新鮮、ワクワク!



お床飾りは、池坊お家元のお軸はじめ
素晴らしいものばかり。

季節を感じる中で、
最後の一滴まで 大切に淹れて下さる
お手前の思い遣り作法を間近で伺え、
本当に、幸せだった。
今日は清風のお手前、玉露一煎めは
今まで頂いてきたお茶の中で一番美味かも。

二煎目を頂き、器を伏せる作法にも
言葉にしない互いの思い遣りを感じた

禅道、禅宗における自然、神仏を敬う心、
人を慈しむ心…
各地で修行をしながら黄檗山萬福寺の
隠元禅師の元でも学んだ売茶翁。
一服のお茶に込められた精神性、それらを、茶を売る商いをしながら(…商いにもならないようなお人柄の)売茶翁は、若冲や大典禅師にも大きな影響を与えた人のようだ。
「若冲」と名付けたのも売茶翁だった記憶がある。
…時間を作り、もっと売茶翁のことを知りたくなった

素敵な知人達にお誘いを頂き、
美しい青もみじに囲まれた古刹長安寺、
煎茶会の新鮮な体験と 深い煎茶の世界、
売茶翁や若冲を思うひと時の出逢い、
お誘い頂き、和やかにご一緒に
素敵な時を重ねさせて頂き、
本当に、感動、感謝、感謝の一日。
由良川を眺めての和やかな食事、
最後は香り高い珈琲を頂いての歓談

日本の煎茶から始まり、
西洋の珈琲にてお開き。
…うーむ…そういえば、
若冲とモーツァルトは同年代に生きた
日本と西洋の天才

一夜明け、売茶翁や若冲を思い、
モーツァルトを聴きながら、
徒然さやか日記を認めた、日曜朝。

コゲラちゃんや、エゴノキ、
素敵な教えを早朝から下さった
自然の中に身をおく心友に、
感謝、感謝


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