私の救世地とも言える奥飛騨温泉郷中尾に。
いつもこの先の 千石園地の回廊 までは来るのだけれど、
おそらくこんな機会は
後にも先にも一度きり⁉︎ かも。
今回の旅は、、、
なんと、息子との2人旅行😅
互いに仕事空き時間が同じだった2泊3日間
「どこか息抜きに行く?」私の問いかけに、
「奥飛騨ヨーデルさんに、温泉と山登り」
えっ、えーーーッ!山登り🙌
あのぉ…私、、、
すべり症と脊柱管狭窄症になったのですが😅
と言うと
「腹筋,毎日鍛えたら大丈夫
靴は、しっかりした山登り用にしときや」
それだけしか、言わない息子。
いつもこの先の 千石園地の回廊 までは来るのだけれど、
今回は、近いとはいえ、
初めて 登山届けを書いた。
今の私が「来年登れる、また来れる時に…」
なんて、先の保障はない。
もう、歩けなくなっている かもしれない
…そう思うと、
勇気を持ってこの機会をチョイスした自分を
少しは誉めてあげても良いのかも(笑)
主治医殿に相談したら
「くれぐれも転倒には気をつけて」
一歩、登山道に入ると、
高山植物ばかりに目が行ってしまう
タケシマラン…実が真っ赤
楽しい!
加えて、
足場の悪い小雨の登山道に、怯む😅
立ち止まってばかりの私に
怪訝な道先案内人(笑)
だって…
可愛らしい妖精が いっぱいなんだもん。
オオカメノキの実はまだ赤くない
シラヤマギク…満開
カニコウモリ…残念😆お花は終わっていた
だんだん、岩場の道ばかり
ゲゲッ…
そして、小雨から本格的雨に、、、
そして、小雨から本格的雨に、、、
歩き始めて1時間半
…充分キツい
けれど、楽しい!
厳しい道先案内人は、
黙ってながら何かと気遣ってくれる
やった!西穂山荘が見えた!!!
雨の中、山荘と共に見えたのは、、、
大変美しい有毒植物トリカブト(鳥兜)
…本物を初めて、見た…
そんなに,有毒なのは何故なのかしら…。
山荘周辺の鳥兜は
ヤチトリカブト(谷地鳥兜)だそう。
ふさふさの サラシナショウマ(晒菜升麻)
立山アザミも至るところに咲いていた。
このアザミをもって、西穂高の花のシーズンは終わりだそう。
しらかば平まで送って下さったペンションヨーデルのオーナーさんのお言葉
「西穂山荘でラーメン食べておいで」
に、興味津々!
…持参したおむすび🍙と
有名な「西穂ラーメン」
それに「もつ煮込み」も美味しかった!
雨でびしょ濡れ。気温が低い為
一気に体温低下で身体が冷えるのも早い。
温かな食べ物は嬉しい。
丸山から独境手前までが目標だったけれど
午後からの雨風荒れ模様予報を懸念して
今回は山荘で引き返す決断。
ゴセンタチバナ…
ゴセンタチバナ…
最後の一粒だけの赤い実が見送ってくれた
…きのこ君、何て名前かな
千石園地近くまで、帰り道は1時間余り
千石園地近くまで、帰り道は1時間余り
足も捻ることなく、注意して、心して
下山…登山靴の大切さ有難さを実感した。
「雨が上がったし、珈琲を淹れるわ」
登山道内の最後にあるベンチでひと休み
この登山の為にリュックに担いでくれてた
本当は、丸山で飲もうと思ってたらしい。
…ちょっぴり 感動
千石園地の回廊は現在リニューアル工事
今年10月に完成するらしい
ここまでなら登山されない方も観光で
ロープウェイで訪れることが出来る
足早やに珈琲を頂き、
しらかば平まで私達もロープウェイ下山。
雲の切れ間で晴れた道を
中尾までは再びウォーキング下山で40分
…車用アスファルトの下山道は、
急に足裏に堪えた
そして、
これにも大変用心しなきゃ!🐻
水引草がとっても可愛いらしい
…赤い花のピントが合わず苦労した😅
足がガクガク震えながらも中尾に戻れた
そして、私は
一気に 日本温泉遺産指定の名湯へ
源泉掛け流しの露天風呂
女性1人の、貸し切りタイム!
女性1人の、貸し切りタイム!
感謝の癒しタイムに心身解放
ペンションヨーデルさん
…10年近く前、疲労困憊で
心身ボロボロの私を救って下さった宿。
オーナーご家族の、
さりげない優しさ、あたたかさ、
北アルプスの山々に囲まれて
美しすぎる空気と水、
そして、温泉と、最高の素朴な大ご馳走
ここは、下界から離れた、
山の神々の懐に守られている
川魚の旨さ、飛騨牛の上質赤身肉、
お母さんの作られる絶品お浸し
唸るばかりの美味しさ。
一夜目は、飛騨牛しゃぶしゃぶ
二夜目は、飛騨牛オイルフォンデュ
雨の日は、美濃笠を被って露天温泉(笑)
飛騨古川。
大自然から、ふらり近くの飛騨古川へ
こじんまり、しっとりのこの街も大好き
今回は、じっくり伝統文化に触れられた
100円払って神輿に上がり体験した起し太鼓
深い豊かな響きと余韻に 感動。
こちら飛騨の匠文化館でも、
館内の方からの御説明に、
感嘆と感動ばかり。
やはり、見学には解説が必要だ
そして宿に戻れば、再び入湯
晴れた日の夜、ここの夜空がまた最高✨
私などとは比べ物にならないほど
身体のあちこちに支障をきたされている
オーナーに、
どうしても会いたかったのも
今回の旅の目的。
オーナーご家族は、
私の人生の中で、本当に大切な人達。
爾今…訪ねて良かった
感謝です,ありがとうございました
お水が美味しいから…
いつも女将、お母さんはそう仰る。
お味噌汁、ご飯、温泉たまご、川魚
そして、変わらない絶品 朴葉味噌焼き
…ありがとう
さぁ、また、頑張ろう
全てに、ありがとう、です