女優のキム・ハヌルが、来年2月ごろにSBSの新ドラマ『オンエア』でお茶の間にカムバックし、かつて恋人役として共演した俳優たちと視聴率争いを繰り広げることになった。
同作は、ドラマのプロデューサーやシナリオライター、役者やそのマネジャーの人生と恋愛をリアルに描いたもの。キム・ハヌルは、真の女優を夢見る人気スター「オ・スンア」を演じる。実際にも韓国を代表する女性スターとして、トップに君臨し続ける彼女ならではのキャラクターだ。
キム・ハヌルは、ドラマ『90日、愛する時間』で切ない愛を分かち合った俳優のカン・ジファンと、公開を目前に控えている映画『6年目恋愛中』での相手役の俳優、ユン・ゲサンを相手に、お茶の間での全面対決が避けられない状況。
キム・ハヌルの相手役としては、カン・ジファンが先にお茶の間に登場し、来年1月2日に初回が放送されるKBS2TVの新ドラマ『快刀 洪吉童』の主人公「ホン・ギルドン」を演じる。さまざまな武術を駆使し、豪快なアクションシーンで視聴者を魅了する考えだ。
ユン・ゲサンは、来年2月に放送されるMBCドラマ『どなたですか』で、養子として育てられたことから心を深く閉ざす冷淡なキャラクターを演じ、スイートガイのイメージからの脱却を目指す。
視聴率争いの中心をになうキム・ハヌル、カン・ジファン、ユン・ゲサンのうち、誰が勝利を収めるのか、今から期待が高まっている。
『オンエア』
芸能界の裏をモチーフに俳優と所属事務所、作家と監督、俳優とスタッフの関係など、芸能界の裏や噂をモチーフにしたドラマが、制作される。来年2月20日から放送開始予定であるSBS水木ドラマ『オンエア』は、ドラマの実際制作過程における芸能企画社の裏話を描く。
『プラハの恋人』『パリの恋人』『恋人』などのキム・ウンスク作家とシン・ウチョルプロデューサーが再びタッグを組み、主人公はソン・ユナ、キム・ハヌル、パク・ヨンハ、イ・ボムスがキャスティングされた。
彼らは、4日午前11時京畿道高陽市タンヒョンSBSスタジオで、初の台本合わせを終えた。劇中ソン・ユナは、スター作家である“ソ・ヨンウン”を演じる。気に入らないという理由で、監督も交替するわがままなキャラクター。キム・ハヌルはトップ女優“オ・スンア”役を演じる。放送局の年末授賞式で「演技大賞を共同で受賞したくない」と生中継で受賞を拒否するわがままな女優。
イ・ボムスは、無学なゆえ俳優を大切にするが、いつも俳優から裏切られるマネージャー“チャン・ギジュン”を演じる。パク・ヨンハは、ドラマプロデューサー“イ・ギョンミン”に扮する。彼らは今月末、台湾でのロケに出発する。