08.3.14(金) 千葉和臣/四谷コタン
《セットリスト》
Ⅰ:夜に向かうバス(Nashville tuning)
Ⅱ:早春譜(Nashville tuning)
Ⅲ:雨の月曜(Nashville tuning)
Ⅳ:ミスターボギー
Ⅴ:いつか見た青い空
Ⅵ:そんぐふぉあゆう
Ⅶ:地下室
Ⅷ:ビアンカの奇跡
Ⅸ:初恋のいた場所(Nashville tuning)
Ⅹ:オーティスを聴きながら
アンコール:おやすみなさい
昨年の大晦日以来、久しぶりに千葉さんのライブを堪能できました。
いつものアストリアス製ギターですが、
同じカッタウェイのものが2本登場・・・・???
ヘッドのロゴが90度違う、赤いストラップと青いストラップが並ぶ薄明かりの下、21:00、ライブはスタート!
と、いきなり。。いつもと違うこの音はなんでしょう。コーラスエフェクトをかけたかのような音の、優しい揺らぎ。かといって足元には特に機材がなく、コタンのPAでこういう効果を聴いた事もなく・・。
正解は「ナッシュビル・チューニング」でした。通常の弦よりオクターブ高い弦を張る方法で。12弦ギターの副弦を使うことが多いらしいです。
「低音がなくなってしまうけどね」ということでしたが、この響き、心地よいですよ。
なんとなく、ナッシュビル-の響きで弾き語る曲は、千葉さんの歌もそこに共鳴して、いつもと違う声色に聞こえたりするので不思議です。
通常のチューニング-赤いストラップのほうですね-で弾き語るときに聴く歌も、どことなくいつもより声が太い気がしました。歌い方を少し変えられたのでしょうか。それとも,全く以って僕の気のせいかもしれませんが(笑)
TV収録時のエピソードをさらっと語るも、客席はどっかんどっかんウケてました。ここで書きたいのですが書きません。書けません(汗)
雨の月曜・・この夜は雨の金曜でしたが・・・。初めて聴いたのですが、素敵な曲でした。聴こえてくる声や歌詞とは別に、自分の人生の中での「雨の月曜」を思い出しそれが、楽しいことだったり、あるいはその逆だったりするのですが、金曜の夜という精神的に一番余裕があり、安らぎの時間帯に浮かぶ記憶は、どんな場面でも目を細めることが出来ます。
そんぐ・・大好きな曲です!この日はラグライム風のグループを含みつつ演奏。スリーフィンガーで心をトン、トンと打ち鳴らします。
レコードでは海援隊の3人が交代でリードVo.を取っていく形態です。当然この日は千葉さんがすべてリードですが、心なしかその「交代」の部分で息遣いが変わるように聞こえました。
聴いているほうも頭の中で歌っていますので、「♪いいのに♪(cho;いいのに)」のコーラスの部分を歌っていたら、そこはスリーフィンガーのリズムに絡めてフレットダウン。あ、ギターも歌ってる!という感じですね。
オーティス・・待ってました!ですね。この曲。今、この文章を入力しながらもまた口ずさんでしまいますわ。
今度はこの曲もナッシュビル-で聞いて見たいですね。
次回の「けっしてやまない風」は08年4月11日(金)、四谷コタンです。
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