それから、体力をつけるために病院の廊下を歩きます。
今日の献立表を見て、お風呂の前の予約表を見て
また献立表を見て、と同じとこをぐるぐる(笑)
すぐに5階から1階の売店まで行けるようになりました。
この時は、長年貯蓄してきた術前の体力があり
復活の早いこと^^
今の私からしたら信じられないぐらい夢のような話。
その間に、だいぶ腹部の痛みも和らぎ抜糸をしました。
最近は、縫い糸ではなくホッチキスのような金具が
バチっと留めてあるんですね。
それが30個。
30回も針を抜く痛みに、自分が耐えられるか不安だったけど
抜糸は思っていたより痛くなかった。
それから、退院に向けての指導。
退院近くなってきたのにおしっこが自力で出せない。
家で自分でできるようになるための
練習を始めるという話を聞かされます。
それまでは、ゴロンとベッドで寝ていれば
看護師さんがとってくれたけど
これからは自分で…
尿道に自分でカテーテル(15センチぐらい)を挿すなんて!!
考える時間が欲しいとか決意するまで待ってとか
そんなの通用しません。
病院だって家に帰れる人はどんどん出して
もっと重症な患者さんを入れなくてはいけません。
できないとかやれないとか言ってる場合じゃない!
できなきゃ困るのは自分だし
出さなければ膀胱が炎症を起こし
腎臓に負担がかかってくることもわかってる。
やるしか…やるしかないんだ!!!
自分でやらなきゃ生きていけないんだ!
頑張って頑張って自分を奮い立たせ
導尿の講習を受けました。
準備するもの。
折りたたみの鏡(100均でも売ってるような)
清浄綿(授乳のときに使いましたね)
キシロカインゼリー(麻酔ゼリー)
女性用カテーテル(1本2000円もします)
この後の指導でいかに自分がのほほんんと
生きてきたかわかりました。。。
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