武士道という宗教

参照記事：明治人にも二種類

私は日本文化が好きだが、右派に共感出来ない部分がある。

日本文明のつまり大和民族の神秘性というか可能性は、和歌だとか日本語に有る気がする。
つまり「静寂」の文化。

だが、似非保守派はアングロサクソンから輸入された「富国強兵」だとか「精神主義」を日本の文化の優れた部分だと信じている。


世界平和はおそらく大和民族が実現するだろう。日本語によって、技術力によって。
私は日本こそ覇権国家に成るべきだと考えるのはそこにある。


日本の技術力があれば、
バングラデシュや中国に上下水道を張り巡らせ、
世界のエネルギー問題を解決し、
世界から飢餓は無くなる。



日本人は日本人の凄さに気がついていない。
またネット用語みたいな下品なのは論外だが、
美しい日本語には闘争精神を奪う力がある。
日本人には潜在的に弱肉強食を否定する、
平等や弱者擁護の遺伝子が眠っている。
縄文文明的な。
日本人は古代イスラエルの末裔で日本文化はイスラエル起源が大半・・・・という都市伝説もあるが、今までの対立や独占に満ちた、人類の歴史に終止符を打つ民族は大和民族だろう。
つくる会みたいな宗教集団は、実は非日本的だと気がつく人が今後増えるだろう。
新渡戸稲造の「武士道」は実は明治維新を成功だとする立場に立った創作武士道らしい。
本当の日本らしさは、
理想論的武士道だとか富国強兵だとかでは無い。
縄文時代や江戸時代に何かヒントが眠っていると思う。
それともかぐや姫に訊いてみるのも良いかもしれない。