(新)闘病日記

結局mixiの日記との差別化に迷って、こんな漢字。w

以心伝心テレパシー

2006年06月06日 22時14分15秒 | その他
最近、派遣先でどうも人の動きが激しい。
先月だけで3人ほど辞めたとのことで、穴埋めのために人員再配置が行われ、更に今月4人ほど新しく入るらしい。もちろん全員が派遣。
他の部署は知らないが、私がいる現場では、とりあえず全体で2人ほど増えれば多少楽になるだろう、という程度。正直、今いるラインに1人増えても、多分持て余す。一つのことが忙しくて他に手が回らないときに手伝ってくれる人が欲しいことはあるが、常に2人いても、そんなに仕事はない。1.5人くらいいれば、あるいは好きなときに短時間だけ分身できれば、という感じだ。

辞めた人がいて、そのぶん人が足りなくなるので、増やす。その理屈自体は間違っていない。
しかし、その前に「何故こうして次から次と辞める人が現れるのか」というところを考えて欲しいものだ。
特に製造業ならば、先輩が後輩に仕事を教え、その後輩が一人前になったら、更にそのまた後輩に教え…と、次の世代へと順繰りに技術を伝承していかなければならないはずだろう。
今のままだと、何でもバリバリできる古参の正社員が、新しく来た派遣社員に仕事を教えては、すぐに辞められ、また新人が来て一から教え…の繰り返しになる。
去年は正社員も2人辞めたし。今年はまだ見ていないが、去年の一人目は6月中旬だったから、まだ何とも言えない。
要するに、正社員でも派遣社員でも、それなりの扱いをしてくれれば、よほどのことが無い限り、辞めたりはしない。
それを逆に、すぐに辞めることを見越して必要以上の人員を取ったりするような、使い捨てだと言わんばかりのやり方を見せつけられると、古くからいる方までやる気を無くす。



…そんな感じで、人員再配置の一環で、私のいるラインに新しい人が来た。
会社には数ヶ月前から来ている人だが、今までは違う部署で仕事をしていて、今度オペレーターをやることになるので、うちのラインで修行をする…という所らしい。
色々なことを話しつつ、仕事の内容を基礎的な部分から教える。

「…といった感じで、モノを置く場所がだいたい決まってるッスから」
「じゃ、これは、この矢印の所で」
「そッス。特にこのへんは、ちゃんとしておかないと、文句言われるんで、注意して」
「え? これで文句言う人なんて、いるッスか?」
「いるッスよ」
「誰ッスか?」
「ほら、眼鏡掛けて背が高くて、いつも工場内をうろちょろしてる人、いるッスよね。あの人」
「ああ、あの人」

眼鏡掛けて背が高くて工場内をうろちょろ”だけで通じてしまった…。w

実際は、常に工場内を巡視して、不良品発生や事故などにつながる恐れのある、作業手順や置き場所のルール違反を見張っているはずなのだが。
ちゃんと悪い部分を指摘し、正しい手順を言ってくれれば良いのだが、同じルール違反をその日によって指摘したりしなかったり。本当にただ工場内をあてもなく歩き回っているだけにしか見えない日もある。
また、その指摘の仕方も、先の私の言葉にもあるように「文句」にしか聞こえない。これは私だけの印象ではなく、隣の検査工程の人もよく「文句言われたッスよ」と、ぼやいている。
まあ、どちらにしてもルール違反をする方が悪いというのも一理あるのだが、実際にはただ作業を面倒にしているだけのような、意味不明なルールも多いからなぁ。(苦笑)



夕食は、スーパーに行ったら天ぷらが美味しそうだったので、ごぼう天を載せた天ぷらそば。
そういえば宮沢賢治は、天ぷらそばとサイダーが好物だったそうなので、真似してみようか。
…真似してみたところで、同じくらいの文才が得られるわけじゃないしなぁ。(汗)
とりあえず色々と思うところあって禁酒中なので、本当にサイダーでも買ってきてみるか。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 0円 | トップ | 突然忍び寄る怪しい係長 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

その他」カテゴリの最新記事