土曜日に友人から「これは観るべき」と勧められたスカイ・クロラを観てきた。
新宿のバルト9、新宿の映画館にしては珍しくオンライン予約できるので
事前に予約して行ってみた。
が!土曜日の16:50の回だったせいか、人、人、人だらけ、、、雨も降る中ちょっとゲンナリ。
で、観てみた感想ですが。
前回?のイノセンス同様、1カット1カットはすばらしく綺麗(音響も凄い!)なんですが、
オチが最初の5分観て想像したのと寸分違わず終わってしまうという有様。
途中のストーリーも意外性ゼロ。(冗談抜きで欠伸が出た)
押井監督が昔の作品で持ち合わせていた「観ている人を(ストーリーで)楽しませる」
という一面をすっかり無くしてしまったなと。非常に残念です。
あまり内容を書くとネタバレになるので言及しないが簡単に言うと
無限ループって怖くね?
これに尽きる。
大人向けの作品であることは重々承知だが、多少なりとも娯楽作品として
スッキリする(納得いく)結末を提供してほしかったなぁ。
あ、あとエンディングテーマが終わってからのあのシーンは蛇足かと。
どうしても入れるにしてもエンディングテーマの前で十分です。
しかし、榊原女史の声は圧倒的でした。他はその他大勢という印象。
洋画でもそうなんだがいい加減、訓練を受けてない芸人やら俳優を吹き替えに
使うのやめてほしいなぁ...せっかくの映画が台無し。
ということで評点としては65点くらい。映像とか音響を考慮するなら+10点かも。