え~と、随分とご無沙汰しちゃいましたが、その後色々ありまして...PIE-ZO君です!。(笑)
PIE-ZOとは、フェルナンデスのZO-3シリーズのエレキベース。で、アンプ、スピーカー内蔵なのはZO-3と一緒なんですが、ご覧の通りピックアップが見当たりません。そう、PIE-ZO君はその名の通りピエゾ・ピックアップ(音圧PU)を使用しているため、フロント部はZO-3よりずっとスッキリ。そして、スピーカー・ケースには指をかける事が出来るようになっている(初期形には無し)のが大きな特徴。
ま、それでレッドZO-3の塗装中に、何故このような事になっているのかと言えば、ちょっとした「わらしべ長者」現象の結果でして...。(汗)
元々、ピンク、レッドの2本のジャンクなZO-3は「ニコイチ」(2つ合わせて1個作る)つもりで購入。ところが、どうも2本とも修理出来そう...ま、娘達に1本づつ持たせりゃ良いか!。
でも、コタンポ1号は元々エレキギター指向なので良いのですが、コタンポ2号は右手の使い方がとてもベース向き。せっかくなので「エレキに持ち変えの時はベースを弾いたら?」と進めると、本人もその気になって誕生日にはショートスケールのFenderJAZZベースタイプを買ってあげたんです。
ただね、家ではクラッシック・ギターの練習がいっぱいいっぱいで、ほとんどベースの練習は出来ませんでしたが、だいだらぼっち(山村留学先)では皆でバンドをやるというので丁度良いです。
それに、PIE-ZOはショートスケールと言っても、普通のショートスケールよりさらに短いので、小柄な小5の娘には「丁度良いかも!」...と、言う事で、「綺麗に治したピンクのZO-3をネット・オークションで売り飛ばして、PIE-ZOを買おう!」と思ったワケです。
その前に、市場調査の為に査定してもらおうと、まず、これを買ったH●RD-OFFの別店舗、牛久店に持込んでみました。
で、結果はまさかの1,500円!...あんまり安くてワロタ!(爆)
さすがに「何でこんなに安いの?」と聞くと店員君が色々言うんですけど、これがまた面白いですよ~。
「ちょっとネックが反ってます」
「え、だってトラスロッド、余裕で余っているから調整すりゃ良いんじゃね?」
「でも、6弦がちょっとビビってますんで...」
「そんなの弦高あわせりゃ良いじゃん!」と、切り返すと、最後に衝撃的な発言が...
「これ、ちょっとジャックがキツイんですよ...」(核爆!)
いや~、音楽業界に30年、某市民会館で音響のチーフ、某放送局では放送技術部勤務も経験しましたが、こんなもの凄い云い訳は生まれて初めて聞きました。(大爆!)
で、店員君ちょっとムっとしながら「それでどうしますか?」...て、売るわけね~だろ!。(怒)
一応、ちょっと解説しますが、もちろん自分でも事前にジャックINして外部に出力するかテストしてますし、その時に「キツイ」などとは微塵も感じませんでした。
元々、ZO-3はあんまり外部アンプを使うような使い方はしない楽器なので、中古とは言えジャックは初期状態なのでしょう、だから百歩譲ってキツイと言えばキツイのかも。
でもね、ジャックが入らないならともかく、何の支障もないのよ。
どのみち長年使えば少しずつ緩くなるものだし、緩すぎると接触不良やちょっとした弾みでケーブル抜けちゃうのでしょ?それを言うに事欠いて、「ジャックがキツイから1,500円」ってもうただのイチャモン以下でしょう。(呆)
で、あんまり面白かったので、ついでにもう1軒回ってみる事にしました。(笑)
お次ぎは同じ系列のB●OK-OFF SUPER BAZAAR 荒川沖店。
で、何が不思議かってこのグループ会社、「古本」「家庭用品」「電気製品」とそれぞれ別会社にして、たとえ同一店舗内でもレジは別々。ところが、SUPER BAZAARではぜ~んぶ「B●OK-OFF」わけ判りません。(汗)
さて、同じ系列でも査定に差がつくのか、それとも、もっと面白い事言い出すのか興味津々です。(笑)
で、待つ事15分くらいかな、呼び出しがあってカウンターに行ってみると店員君が...ドキドキ。
「こちら7,200円で査定させて頂きますが、いかがいたしますか?」
「え、7,200円!」
今度はこっちが驚いた!。
ついさっき、「ネックが反ってて6弦がびびって、ジャックがキツイから1500円!」って言われたZO-3が、何も言わずに7,200円ですか!。(驚)
いやいや、この値段で買い取ったら、売値は一体幾らになるんだろ?
ちなみに、この店で売っているもっと状態の良いZO-3でも12,800円だったから、それ以上は絶対あり得ない...なのに、この買い取り価格って何???
で、思わず「売ります!」と言ってしまいました。(キッパリ!)
ネットオークションに出した場合の落札価格が8,000~12,000円位かなと踏んでいたので、落札者とのやり取りとか発送とか考えたらもう全然OKな値段でしょう。
そんな訳で、PIE-ZO購入資金が出来たので、ネット・オークションを中心に探してみたのですが、まず、ZO-3に比べてPIE-ZOは圧倒的にタマが少ない。
そして、これはZO-3シリーズ全般に言えるのですが、落札価格が結構高い!。
「電池が無くて出力チェック出来ませんからジャンク扱いで!」なんてバクチな楽器でもへ~きで1万円オーバー、多少キズありのB級品で2万円前後はします。
う~ん、これなら楽器屋さんで掘り出し物を見つけた方が良いかも...と、1週間ほどWEB上で網を張っていると、出た、北海道の札幌から出た!。(遠)
PIE-ZO 10,800円、(安っ!)
さっそくお店に連絡をとってみると、「ボディは小キズ、打ち傷あるものの特に目立つキズは無し、ネック、フレット共に正常、内蔵アンプ出音正常、クリーニング&新品の弦を張って出荷します」との事。
じゃ一体ナゼ相場2万はする楽器が1万円なのかと言うと...「LEDランプ欠損」。(笑)
WEBのページにも明記されていましたが、演奏には全く関係ないし、パーツも簡単に取付ける事が出来るので別にな~んにも問題ありません。
当然、速攻で購入!。(笑)
費用内訳は
¥10,800 商品代金
¥500 代引き手数料
¥840 運賃
合計¥12,140 です。
ところが、商品が届いてみると...
「欠損」となっていたLED、フタを開けてみたら、
「ホルダーから外れて中に落ちていた」だけでした。(爆!)
たちまち、アロンアルファーでホルダーに接着して修理完了。(簡)
後日、ベーシストでプロのギター・リペアーマンでもあるDr.K氏に調整してもらいましたが、全然問題無しという事で、ピンクのZO-3が見事、真っ赤なPIE-ZO君に化けちゃいました!。(笑)
これ「オークションに出したら幾らになるかな?」...な~んて事もよぎったりしますが、売りませんよ!。
コタンポ2号だったら似合うだろうな~、真っ赤なPIE-ZO君!。
弾いているところ、早く観たいです!。(楽しみ)
スピーカーが鳴らないジャンク品だったからかな(笑)
スピーカーが鳴らないジャンク品だったからかな(笑)
長年ブログ書いてますが、文章力を評価されたのは初めて!(笑)
コタンポ達は現在、長野の山村留学施設で子供だけで共同生活エンジョイ中で練習はさっぱりしていない模様です。(汗)
でも、学校行事や施設のイベント毎にはそれなりにギターは弾いているみたいですけどね。
褒められついでに、よろしければ後日談の「2匹のZO-3!(いざ、勝負!)」も是非!(笑)
http://blog.goo.ne.jp/sola0244/e/41f0e86b28ac5f23a8a3b5d08f4f4d12
コタンポ2号さんはPIE-ZOを弾いてるのでしょうか?
主さんは音楽だけでなく、オモローく書く文才もありそうですね、H〇RD OFFやB〇OK OFFのくだりは特にオモローです(^-^)b
ウチも漫画以外、高値付けないB〇OK OFFは何だかなぁ?みたいな感じですから(-_-;)
でわでわ...突然失礼しましたm(・・)m
おお、三線ばかりか赤いベースまで!。(笑)
家にもベースがあったような気がするなぁ。赤いの。