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オハイオ・コロンバスの楽しい地域情報をお送りいたします。

「パターンの数学」で3歳から数学初め

2017-04-03 | 本・図書館
STEM教育がにぎわっていますが、今回は3歳から5歳くらいの子供さんの「数学初め」にはもってこいの、「パターンの数学」をあつかった児童書を2点紹介いたします。

パターンの数学とは、シンプルなものからすこし応用編までいろいろありますが、子供たちが身近な生活の中の数的パターンを探しだし・そのパターンを繰り返し・あるいは延長することのできる数学力をはぐくむのが目的です。
丸・三角・四角、丸・三角・四角・・・と単純に形を並べていくだけの幼児向けのものから、下のように三角形を増長していくというやや難しめのものまでいろいろあります。下の三角の例では、点の増加数が2、3、4、と単純な増加パターンになっていて、これを子供さんに「増加パターン」として学習させます。



今回3ー5歳向けにお勧めするのが、下の二点。
Trudy Harris作 
Pattern Bugs と Pattern Fish。



どちらも形や言葉のフレーズの単純なパターンを学習できる本になっています。もちろん幼児向けなのでシンプルなパターン学習のみですが、「数学初め」の入門書として、お勧めです。この本を読んで親子でお勉強した後は、町の中で、家の中で、親子で "Let's find a pattern!"

毎日5分だけ!子供の5分シリーズ絵本

2017-03-01 | 本・図書館


もうすぐ4歳になる息子に読む本を、何冊もたくさん図書館で借りてくるのがめんどくさくなってきたので、今週は「5分シリーズ」の本を1冊のみ、借りてくることにしました。
“5 Minute”シリーズの本は、一日、一章を5分で読みきれるスタイルになっていて、1冊で10数日楽しめます。
今回うちでは、12のスパイダーマンのお話がはいっている “5 Minute Marvel Spider Man Stories” を借りてきましたが、ほかにも、

5-Minute Disney Pixar Stories
5-Minute Frozen Stories

などと、いろんな種類の5分絵本がでています。

5分本の内容は、幼児にはやや難しめなので、大人が難しい言葉の説明をしつつ、読み進めることになりますが、フレーズの言い換えや言葉の説明は、子供のリーディング・スキルを養う上で欠かせない部分な上に、「難しくても、時に教えてもらいつつ、時には適当に飛ばしながら、読みきる」という読書上重要な「読みきり」スキルを養えるので、とても貴重。
分からない言葉があれば、子供のほうから「removeってどんな意味」などと質問してくるので、読んで聞かせて終わりではなく、インタラクティブな部分があって、注意力散漫なうちの子にはぴったり。
ちなみに今回のスパイダーマンの本で、ハルクが、“Bug man, funny” (虫男、おもしれえな)、と、スパイダーマンのことをせせら笑うシーンに、なぜか大ウケの息子・・・10回ほどそのフレーズを言わされるうちに、だんだん自分が笑われているような気に。