1993年のアメリカの映画が
ロンドンでミュージカル化され
アメリカでも人気になった作品らしい
ゴーンさんが以前
「面白い映画を観た
ゲームしてるみたいに
死ぬたびにスタート地点に戻って
少しずつ少しずつ
死なないようにやり直していって
失敗しては死んで
また最初からやり直すのを繰り返すのが
面白かった」
という話をしていたけど
それに似ている
映画や演劇では「ループもの」と
呼ばれているらしい
ミュージカル ◾️◾️グラウンドホッグ・デー◾️◾️
⭐︎
アドリブがものすごく多くて
ちょっととっ散らかり過ぎてたかな?
とても面白くて笑っちゃうんだけど
その度に「これはお芝居ですよ」と
覚めてしまう
もっと虚構の世界に浸りたかった
ネタバレ感想
ループから抜け出せなくなって
何百回も同じ1日を繰り返すフィルは
自暴自棄になったり
希望を失って心を病んでしまったりする
それでも
他のみんなは毎日変わらないけど
自分だけは
様々な経験が積み重ねられていく
そして
ほんの少しの自分の振る舞いの違いで
周りのみんなも
怒ったり、悲しんだり、嫌いになったり
喜んだり、信頼したり、惹かれたり
少しずつ少しずつ
反応が変わっていくと気付く
フィルは自信過剰で自己愛に満ちた
いけ好かない奴だけど
ループから抜け出せないことに
とことんまで絶望した後
少しずつ変わっていく
周りの人に優しくすることによって
優しい空気が生まれる
優しくされた人は
他の人に優しくして
優しさの輪が少しずつ少しずつ広がる
そして次第に
「人に優しくしたことが
自分に返ってくる」という
見返りを求めての作戦ではなくて
周りの人が笑顔になることが楽しくて
自然に人に優しくするようになる
老衰のため死んでしまう浮浪者を
「死なせたくない!」
と思うまでにフィルは変わった
恐ろしいほどに退屈で
決まりきった毎日を繰り返す中で!
このお芝居を見て感じたこと
箇条書きに
★「自分が幸せになるんじゃなくて
自分はいいから
自分以外の人に幸せになってほしい」
と、願える精神状態にあることが
幸福なのだと思った
やはり「幸福の王子」は
この上なく幸福なのだ!
自分のことよりも人の幸せを願える心は
どうしたら持てるのかな?
それが幸せへの道なのだと思った
★未来は
すでに決まっている運命なのではなくて
自分次第で変えることができる
まる
★毎日同じことの繰り返しで
何の成長もなく
何も明るい未来などないと
思いがちだけど
それでも
毎朝違う「明日が」やってくるというのは
こりゃ、すごいことなのだ!
「目が覚めたらまた明日が来る!」ことを
全霊で享受して
大切に生きていきたいな、と思えた
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