その先には
なにが
あるのだろう
たぶん
おとろえて行く
だけだろう
人間には
期待と言う
心があるが
それは
あくまでも
幻想に
すぎない
良い変化を
望むのだろうが
そう簡単には
変化は
やって来ない
むしろ
悪い変化の
ほうが
来るのだ
それを
仕方なく
受け入れるしかないが
なんだか残酷でしかない
少しの
好転も
許されないのなら
生きる意味など
まったく存在しない
人間は
好転するだろうと
願いを
心に
秘めて
生きている
本当の現実は
願いも
幻想でしかなく
悪転ばかりが
本当だろう
生きているのは
現実空間だろうが
心は
幻想空間に
生きている
この矛盾が
人間を
苦しめる
だとしたら
人間の生きる
意味を
明確に
示すべきだ
心の幻想ではなく
現実と言う
本当の姿を
人間に
知らせるべきだ