人間詩人

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部屋

2018-05-22 22:27:25 | 日記
すりきれた
たたみ
変色してしまって
たたみのにおいは
もう
ない
一枚の布団と
一枚の毛布
灯りは
小さな蛍光灯
テレビは
ない
あるのは
リサイクル店で
買った
ちょっと古い
ラジオ
着るものも
ほとんどなく
薄汚れた
ジーパンが
少々
シャツや
パンツも
色あせてしまっている
布団のまわりは
たまにしか
行けない
コンビニのレジ袋が
散乱している
そして
1日中
布団の上だ
まるど
四畳半の監獄にでも
いるよう
友達と
言えば
屋根裏を
走り回る
ネズミたち
たまに
たたみまで
接近して
エサを
探しているようだが
食べ物は
ない
その日に
食べる分だけしか
買えないから
ネズミたちは
ごちそうには
ありつけない
1日中
寝ているから
夜は
不眠症に
なっているみたいだ
このまま
時計と
にらめっこしながら
明るくなるのを
待つしかない
まったく
情けない話しだが
落ちこぼれてしまうと
人間は
だめになる
なにも
しなくなる
すべてが
めんどくさいことに
なってしまう
病気の人には
失礼なんだが
ただ
呼吸を
しているだけって
感じだ
たまに
飯を
食べ
たまに
便所へ
行き
それ以外は
すりきれた
たたみの上だ
いつまで
続くのか
ボロボロ生活

それにしても

2018-05-22 22:16:38 | 日記
それにしても
生きる
気力が
なくなって
きた
中途半端な
人生を
送ってきた
ためだろう
今頃に
なって
ツケが
まわってきた
みたいだ
本当に
つまらない
感情の高ぶりまでが
なくなって
しまった
笑いもない
肉体だけが
動いている状態
かと言って
自死する
勇気など
まったくない
たぶん
仕方なく
このまま
自然の終焉まで
肉体だけが
生きている
感情や
思考も
なにもない
それで
いいのかと
自問自答するが
心は
反応せず
時計を見ては
動いているだけだ
そして
人間とは
接したくは
ない
孤独のままが
あっている
最後までには
人間として
生活して
みたい
人間として
人間と
かかわりたい
それも
許されぬのか

2018-05-22 21:07:36 | 日記
心は
本当に
あるのか
理屈で
言えば
体には
心と言う臓器は
ない
それなら
なぜ
心が
あるのか
たぶん
意志による
発言や
行動が
心と
呼ばれるのだろう
実際は
表面意志しか
使っていないから
人間は
つまり
いるか
いらないかの
判断しかない
もしかして
心を
持てたら
人間は
変わるだろう
表面意志ではなく
深層意志が
動きだすから
感情が
豊かに
変化していく
本当の
人間らしく
なるんだ