レトロ

最近
リサイクルショップで
古いラジオを
買ってしまった
これが
ちゃんと
聞けるではないか
多少は
雑音は
はいるが
昔のラジオは
本当に
しっかりと
作られていたなと
実感した
機械と言うのは
動けば良い
使えるうちは
使うのが
機械に
対する礼儀だと
思うのだが

障害者

一応
わたしは
障害者らしい
だから
障害者支援労働に
行こうと
思った
はたして
務まるのかは
わからないが
いつまでも
親に
助けて
もらうわけにも
いかず
自力航行しなければ
餓死してしまう
なんだか
障害者支援労働にも
審査みたいなものが
あり
受かるかどうかは
わからない
それでも
前へ
進もうと
思った
人間は
前
つまり未来へしか
進めない
仮に
過去にも
行けるのなら
絶対に
行って
やり直したい
それは無理なことで
やはり未来時間へ
進むしかないのだ
とりあえず
チャレンジしてみることだ

善意

わたしは
見返りのない
善意の譲渡を
なるべく
心がけている
わたし自身
お金が
ないくせに
他人に
おごったりしている
そのあとで
財布の中を
のぞいたら
あと
２００円なんてことも
ある
相手のほうが
あきらかに
お金もちなのに
それでも
おごってしまう
もちろん見返りなど
気にしない
ただ
その人が
一生懸命に
動いている姿を
見てしまうと
飲み物の
一本も
差し上げたくなってしまう
とにかく
自欲の前に
つらいとか
困っている人間を
見ると
ついつい応援したくなる
貧乏人間のくせに
人間ってのは
無理しない
善意を
差し伸べて
あげる
それが
連鎖すれば
多少は
人間世界は
良くなると
わたしは
信じている

悪事

わたしも
実は
過去に
結構
悪事を
働いてきた
どちらかと言うと
悪い人間なんだろう
心が
真っ黒の人間なんだ
だから
他の人間は
真っ黒のオーラを
感じとり
寄り付かないみたいだ

モテ期

わたしには
なかったが
人間には
モテ期が
あるそうだ
どちらかと言えば
わたしは
縁のないタイプみたいだ
なぜだが
人間が
寄り付かないタイプみたいだ
もしかしたら
エイリアンなのかと
思うくらい
人間には
嫌われる
しかし
モテ期と
感じたら
ゆっくりと
ひとつづつ
愛を
選べば良い
あせる必要など
ないはずだ
モテ期だからね