そらいろ模様

ドラマ・映画・役者さん・音楽。好きなことについて、自分の思いをつらつら書いています。 ズボラすぎて完全に不定期更新です😅

役者・田中圭のすごさ

2018-09-15 | タナカー的ドラマレビュー
生放送で田中圭くんを初めて見たのは、
「健康で文化的な最低限度の生活(ケンカツ)」の
制作発表会見と、その前にやっていた楽屋ライブだった。

そこにいた彼は、
終始、やわらかい優しい雰囲気しか感じられなくて、
いったいこんな彼のどこから、
あのイケ散らかす表情が出るんだろう?って
首をひねりまくりながら見ていたけど、
全く分からないまま終わってしまった。

その後も、バラエティとかでちょこちょこ目にする
田中圭くんは、やっぱり、
ほやほやした空気しかまとってない。
いったいあの顔は、どこに隠し持ってるの?!
気になって気になって、仕方ない日々だった。

その片りんを、幸運にも目撃することができたのが、
その20日後に出演した
「しゃべくり007」というバラエティ番組だ。

ここで彼は、芸人さんたちにいじられまくって、
いろいろ遊ばれているのだが、
その中で、プロデューサーという設定の
原田泰造さんの真似をして、
堀内健(ホリケン)さんに色っぽく迫ってみる、
という場面がある。

彼が階段を登りきった瞬間、
私は息をのんで見つめてしまった。
役者スイッチが入った田中圭くんは、
今までの、ほや~っとしたやわらかい雰囲気から、
態度も表情も一変していたからだ。

そこからの彼は、それまでとは違い、
途中でどんなつっこみが入ろうとも、
表情一つ変えず「エロいプロデューサー」に
なりきってしまっていた。
椅子の座り方も完全に変わっていたし、
ホリケンさんを触ってる時の表情と、
手つきのエロさなんて、
本当に悲鳴出そうになったからね。

でも、役者スイッチをオフにした瞬間、
椅子につっぷして、動けなくなってしまうし、
椅子に座ってからもしばらくは
顔が上げられなくなっていた圭くん
(ケンカツ記者会見の時も思ったけど、
 彼は、半端じゃない照れ屋だな)

ああ、そうなんだ。
こんなふうに彼は、役者スイッチオンオフで、
完全に自分自身と役とを切り替えているんだ。
そして、役者スイッチが入った時は、
表情も雰囲気も、自由自在に操れるんだ!
やっぱり、職人だなぁ~!

タナカーとして、そのエロさになぎ倒されつつも
彼の技術力に、目を見張ったし
本来なら絶対に見られないはずの、
スイッチが入る瞬間を目撃できたことが、
すごく嬉しかった。
こんなに魅力的だからこそ、
彼は魅力ある主演役者さん達に囲まれた中で、
「普通の人」ができるんだなあ。

やっぱり彼は、すごい役者だ。


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