ただのShizyu-看護師が不妊→里親→特別養子縁組を経験したら?

40歳にして本格的な不妊治療、なんやかんやで特別養子縁組まで。ぶっちぎりの息子くんから育てられたり、育てたりの毎日。

ようしえんぐみ

2022-05-15 13:32:50 | 日記
記事を読みつつ、検索ワードを追加し、たどり着いたのが、【特別養子縁組】と言う言葉だった。

簡単に説明すると、一般的には、「普通養子縁組」と「特別養子縁組」の2種類があり、 違いとしては戸籍の表記にある。

「普通養子縁組」では、実父母との親族関係はそのままで。戸籍に実親の名前が記載され、養親と養子の続柄は、
「養子(養女)」などと記載される。

また、特別養子縁組の場合、①養親は原則25歳以上で配偶者があること、②養子は原則6歳未満であること、③縁組が成立する前に「6か月以上の監護期間(同居して養育する期間)を考慮」する、といった要件がある。

そして、最大の特徴は、養子になると実父母との親族関係が終わり、養親と養子の続柄には「長男」「長女」などのように実子の場合と同様に記載されること。

※ただし、戸籍謄本には、「その子の実方の血族との親族関係が終了する縁組」という【民法817条の2】という表記は残る。

無理じゃないんじゃない?

2022-05-15 10:57:01 | 日記
子どもを産みたいと願っていた私。年齢に対する出産成功率から見ても、私には到底無理だと思ってしまった。

子どもを育てたいと願っていた私。年齢に対する育児成功率(そんなのないが)からみても、私には到底無理…
ん?無理じゃないんじゃない?

そうか!産めないけど、育てられるかも!と、すぐに【子ども 育てたい】という、実に単純、かつ純粋なキーワードを打ち込み、ネット検索したのである。

電波

2022-05-15 10:41:36 | 日記
どれくらい経っただろうか。ふと、「ここに子どもが空から降りてきてくれたら、楽しく過ごせるのにな。」と、かんじた。

それからは、布団に横になったまま、両手から電波を放つように天井に向けて手をかざし、こころを空に向かって飛ばすようになっていた。

はじめは、これまで出会ってきた子どもたちに向けてだったが、次第に顔がぼやりと見えてきたようにかんじたのである。

そして、空から飛ばされてきているそれは、誰かが実際におくってきているのではないのか?…

うつである私の妄想は、果てしなく広がり、でもそれは、ほのかなひかりとなり、現実の世界へと連れ戻してくれたのであった。




2022-05-15 10:17:05 | 日記
そんなヘドロのような日々を過ごしていた、ある曇りの昼、母親から電話があった。

これまでのことを話すと、
「まぁ、養子をもらったらどうね?」

…え?うそでしょ?子どもを失った私に養子のはなし?
大変だったね。辛かったね。とか、一言もなしに?
これまでの私の子どもたち以外、考えられるわけない!

そう思ってしまった私は、無言で、かつ秒で電話を切ってしまった。

そして、また、自分のうつの世界へと歩いていったのである。