たまにはCDを。最近も良質なコンピレーション盤が続々出されているようで、もっと紹介しなければいけないと使命感もわくこの頃です。ブルースアンドソウルレコーズ誌の体たらくを見れば、せめてこのブログでと。それからミックスCDとかいうブート作って販売している奴らもいるし。いったい何勘違いしてるのか。後ろめたさはないのか。あんな仕事している腐った輩も何とか駆逐しなければ。
前ふりが長くなりましたが、最近のリリースのコンピで、なかなかユニークな存在の「ビッグ・マック」レーベルをコンパイルした「Eccentric Soul : The Big Mack Label」を取り上げます。このレーベルはデトロイトのインディペンデント・レーベルで61年から72年まで活動し12枚(CDでは10枚のシングルでコンプリートとなっている)のシングルを残している。存在はマイナーながら質の高い黒人音楽を録音していることから、古くからコレクターにはその存在は割と知られている。まずこのレーベルで有名なものは、ボブ&フレッド、エド・ヘンリーの、正しく60年代デトロイト・ソウルな曲、そしてソウル・プレジデントのデトロイト・ファンク、といったところだろうか。どれも入手困難で、コレクター垂涎のレコードだろう。もちろん内容も文句ないものだ。他に知られているところで、メイ・ヤング、ミス・タイリー・ジョーンズあたりはそこそこ人気のシングルか。個人的には初めて耳にしたエッセンスという女性グループのクライドマクファターの渋いカバーにびっくり。気に入りました。他にもアーリー・ソウルやドゥワップやブルースまで、幅ひろい内容がデトロイトという軸で違和感なく繋がっている様子が分かる、実に芯の通ったコンピレーション盤。推薦します。
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