フィリーを代表するグループといわれ評価も高いグループ、トランプス。MFSBがグループのメンバーに名を連ねている事からも、そう言われる所以だろう。そのトランプスが75年にレーベルをアトランティクに移籍し、第一弾シングルとして出したのがこの紹介する盤だ。この時代のフィリーは全盛期であり過度期でもある時代で、このトランプスもこの時代の評価はそれほどでもないが、ただし曲単位では注目する楽曲も有る訳で、その代表がこの曲である。存在感抜群のベースは細かいフレーズでグルーヴし、ヴォーカル・パートになるとシンプルなリズム・セクションに移行しつつ、ジミー・エリスのリード・ヴォーカルにスポットは当たっていく。リズム・セクションの素晴らしさにフィリーのミュージシャン・シップを感じながら、さらにこの曲の素晴らしさを満天下に訴えたくなるほどだ。
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