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菅野智之がおかしくなった理由

2019年09月05日 10時00分00秒 | プロ野球
2シーズン連続で沢村賞を受賞中の菅野智之が今シーズンは大乱調。
原因はおそらく勤続疲労、投げすぎでしょう。先発投手はシーズン2800球前後を数年続けた場合、更に3000球を超えた翌シーズンは故障発生する確率が高いと思われます。

菅野の1年目からのシーズン投球数は
2013 2832球
2014 2454球
2015 2710球
2016 2863球
2017 2795球
2018 3129球

この数字はクライマックスシリーズなどポストシーズンやオープン戦は含みません。
個人差はありますが、1試合100球というのは怪我を予防するという観念では理にかなってるのではないかと感じます。
143試合を中5~6日で投げた場合の平均出場試合が26試合x1試合100球=2600球

参考に2013年からの投球2600超えの選手をリーグ別に載せておきます。
(太字は3000球超)

【2013 セ】
1メッセンジャー 2三浦 3菅野 4八木亮 5小川泰 6前田健
7スタンリッジ 8三嶋 9大竹 10能見 11内海
2013 パ
1金子千 2田中将 3岸 4則本 5西 6唐川 7摂津 8吉川光 9十亀

【2014 セ】
1メッセンジャー 2久保康 3前田健 4藤浪 5山井 6能見 7杉内 8石川雅
【2014 パ】
1則本
2金子千 3牧田 4スタンリッジ 5涌井 6メンドーサ

【2015 セ】
1藤浪 2メッセンジャー 3大野雄 4前田健 5ジョンソン
6岩田 7小川泰 8菅野 9高木勇
【2015 パ】
1則本 2涌井
3石川歩 4武田翔 5吉川光

【2016 セ】
1メッセンジャー
2藤浪 3ジョンソン 4菅野 5田口麗 6小川泰
【2016 パ】
1則本 2武田翔
3涌井 4ディクソン 5西勇輝 6金子千 7千賀滉 8和田毅 9スタンリッジ

【2017 セ】
1マイコラス 2菅野 3田口麗
【2017 パ】
1岸孝之
2金子千 3則本 4菊池雄 5涌井

【2018 セ】
1メッセンジャー 2藤浪 3ジョンソン 4菅野 5田口麗 6小川泰
【2018 パ】
1則本 2武田翔
3涌井 4ディクソン 5西勇輝 6金子千 7千賀滉 8和田毅 9スタンリッジ


メッセンジャーは規格外です


【プロ野球】シーズン途中の監督解任について思うこと

2016年08月09日 18時13分20秒 | プロ野球
【中日】谷繁監督が休養、監督代行は森繁和ヘッドコーチ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160809-00000080-sph-base
中日は落合監督が黄金期を作って監督交代してからはフロント、監督人事の迷走と共に成績も下降していき、兼任から専任2年目になった谷繁監督がシーズン途中の解任となった。

2000年以降にシーズン途中解任された監督は、2002年の森監督(横浜)、2003年の石毛監督(オリックス)、同じく2003年の山田監督(中日)、2008年のコリンズ監督(オリックス)、2009年の大矢監督(横浜)、2010年の高田監督(ヤクルト)、2012年の岡田監督(オリックス)、2014年の伊原監督(西武)、2015年の森脇監督(オリックス)、そして2016年の谷繁監督(中日)の計10人。オリックス、横浜、中日、西武、ヤクルトの4球団は現在も成績低迷してるチームだ。(横浜は抜け出しつつあるが)

プロ野球はJリーグと違い下部リーグに降格するということがない。だからフロントは目先の結果を追い求めるのではなく、成績低迷しているチームがどうやったらチームが強くなるのか、長い目で考えるべきではないのだろうか。巨人のように資金力を持っているチーム以外は黄金期が来ると必ず反動が来る。中日は落合監督時代に活躍していた中心選手が年齢や怪我で低迷、そして若手は伸び悩んだ結果、チームは下位に沈むこととなった。

中日は落合監督になってから物凄い練習量をキャンプでこなしていたが、若手はあまり育たなかった。スカウトが悪かったのか、コーチの指導法が悪かったのかは定かではないが、それが球団内で総括できないていないのではと思う。そしてその落合監督が今もGMとして球団内に残り続けているのは、どうしてなのだろうか。

結果が出ないチームはころころ監督やコーチを変えがちだが、果たしてそれはチームに良い影響を与えているのだろうか。なぜ成績低迷しているのか、よく分析した上でフロントは行動して欲しい。