「とても難しい決断だった。私は鳥栖で働きたかった。かつて日本人選手を指導し、ドイツ人のメンタリティーとうまく融合できると分かっていた。初めて鳥栖のクラブ幹部と会った時の印象は良かった。昨季リーグ11位から、今季は広島、G大阪、浦和など上位5強に挑戦できるレベルに上げたかった。だが、主将の藤田の移籍で、私にとって鳥栖で働く意味がなくなった」
「藤田は主力というだけでなく主将だった。鳥栖は主将を神戸に売った。他選手も鳥栖から他クラブへ移籍するので、一緒に考えた目標が見えなくなった。私は魔法使いではない。チームの骨組みがなければ、大きなチームとは戦えない。私はJリーグのエキスパートではないし、日本のサッカー事情も知らない。現状では、話し合った目標を達成する事は不可能だと判断した。せっかくドイツから日本に行くのに、10位になるためには働きたくない」
これは鳥栖フロント大チョンボといって間違いないかと思う。マガトの指導方針や戦術はともかく、チームのことをしっかり考えてる人だったのにサガン鳥栖フロントが裏切った形になった。これはJリーグ全体の印象さえも悪くしかねない案件だと思う。これから鳥栖はどうするんだろう。マガトとの決裂が明るみになったあとで監督になってくれる人はいるのだろうか。
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