皆さん^^こんにちは♪
ソラマチ31階の「TOP OF TREE」のグルメを堪能する秋風春風夫婦の眼下に,浅草の浅草寺が目に写ります。
時間的に・・・どうかな?
そこで妻が一言,「せっかく来たんだから寄っていこう」
知ってますね~秋風春風の性格を~(⌒▽⌒)アハッ!
で,浅草駅から仲見世通りに進み,揚げ饅頭を 頬張りながらお散歩です^^
浅草散歩 20141024 秋風春風
しかしね~♪ 人が多いな~やっぱり~壁│・m・) プププ!
そして散々時間を浪費し,ようやく東京駅へ♪
しかし,ここで秋風春風の疲労がピークに達しました>< ド田舎から数年ぶり?で,出て来ると疲れるの。
さすがに東京出張の多い妻は余裕です^^
で,東京駅からクロネコで荷物を発送し,両手が自由に,身も軽くなった秋風春風,KITTEと書かれたビルを捜す♪
見つけた~(⌒▽⌒)アハッ! しかし,縦スジの中にKITTEのロゴは・・・・見づらい。
で,妻と一緒に東京国際フォーラム東交差点を右折,東京フォーラム西交差点を左折して,相田みつお美術館へ♪
し・・・しかし,最初のビルは工事中><
数分つぶし,隣が入り口と気付き,脱兎の如く見学!じ・・・時間が無いのよ!
し,しかし,高橋まゆみ人形展までやってた~引力圏に吸い込まれる様に妻が走り,秋風春風も追う♪
素晴らしい人形に後ろ髪引かれながら・・・地図を頼りに小走りで帝国劇場へ!
すると,凄い数の人々が入り口で中を見ている♪
な,なんと,空席待ちや,当日入場券は無いのかと模索する方々でした。
で,何とか7分前に到着♪ 喉がカラカラ,中の売店でジュースを買って,やっと予約したS席(N-7,N-8)へ
着席です^^(〃´o`)=3 フゥww。ドタバタしちゃったな~♪
=========================================================
「 yuming sings あなたがいたから私がいた」
出演者
歌 松任谷由実 主役 園子(そのこ)役 (現代) 藤 真利子 (過去) 比嘉愛未(ひがまなみ) 栄一役 渡部 豪太 春子役 福田沙紀
信二役 石黒 賢 他の皆さん
17時開演 第一幕(17:00~19:00)休憩25分 第二幕(19:25~20:18)
=========================================================
今,皆さんの前にある舞台には,巨大なパイプオルガンを背にして語りかける牧師と,静かに聞き入る
参列者の皆さんがいます。
劇の主人公,春日井園子さんの葬儀場面です。
そして,音楽が流れ,1人の女性が立ち上がります。
秋風春風夫婦 「あ,ユーミンだ^^」
そう,立ち上がり,振り向いた黒衣の女性こそ,松任谷 由実さんことユーミンでした♪
そして歌いだす曲が「Invisible Strings(見えない糸)」
{シルクのような雨 耳を澄ましたら~街の喧騒はかすれてゆく それは ほんのひととき あなたの思い出 微笑ませてくれる~♪}
ここでユーミンの舞台挨拶,え?!60歳になったんですか?若い♪
そして舞台は変わり,やすらぎの家と言う高齢者福祉施設に変わります。
この時代は1994年。
生前の春日井園子さんが暮らしています。
そこには彼女が,先生と呼ぶ「シンジ」と言う男性がいます。
2人は,事有るごとに過去の思い出話をしますが,突然,記憶が途切れてしまう春日井園子さん。
すると園子は,施設の公衆電話に駆け寄り,息子に電話して「つながらない」と騒ぎ出します。
そして,舞台は過去(第二次世界大戦)へと遡ります♪
○アハッピーニューイヤー
{A Happy New Year! 大好きなあなたの部屋まで 凍る街路樹ぬけて急ぎましょう 今年も最初に
会う人が あなたであるように はやく はやく}
目の前の舞台には,大きな大きな桜の木,そこで,若かりし春日井園子,従姉妹で気の強い「ハルコ」,幼馴染
の「エイイチ」が遊んでいます。
しかし,年頃となった園子,ハルコ,エイイチの3人は お互いを意識し合っていました。
○ミッドナイトスクエアクロウ
{今 孤独の中の君へ 失くしたくない君へ 用も無く 電話かけよう もし うるさかったら言って 明日に してと切って}
○悲しいほどお天気
{上水ぞいの小路をときおり選んだ 夏の盛りの日もそこだけ涼しくて 名も無い蔦や柳が ひくくたれこめて 絵を書く私達 それぞれ1人にさせた まるで先の人生を暗示するように}
○ハルジョオン ヒメジョオン
{川向こうの町から 宵闇が来る 煙突も家並みも 切り絵になって 哀しいほど紅く夕陽は熟れてゆくの 私だけが変わり みんなそのまま}
○月夜のロケット花火
{防波堤に腰かけて 誰もがはしゃいだ 満月が海原に道を作ってた 黙らないでよ せつなくなるは 波が聞こえる}
ハルコは常に園子に強い口調で噛み付きます。
良い服を着てるとか,教会にいりびたって優遇されてるとか。
時には,エイイチと結婚するとか。
しかし,本当は,素直な自分に戻りたいと願うハルコだったのです♪
そんな村祭りの夜,突然の空襲に,園子とエイイチだけが防空壕に辿り着きます。
エイイチは自分の気持ちを園子に伝えます。
しかし,園子は,村人に幼少期に受けた性的虐待を忘れられずにいると告白!
村人に真剣に怒りを表すエイイチの気持ちを,最後には受け止め,お互いが好きだと知り抱き合います。
○ダンデライオン {夕焼けに小さくなる くせのある歩き方 ずっと手をふり続けていたいひと 風にのり飛んで来た はかない種のような 愛はやがてくる冬を越えてゆく きみはダンデライオン}
=========================================================
ここで25分間の休憩です。一斉にトイレに駆け出す皆さんに負けまいと,私達夫婦も走りました^^
=========================================================
やがてハルコとは疎遠になり,エイイチも出兵しますが,ラブレターのやりとりの場面が良かった^^
でも,教会の牧師を逃がしたとして,エイイチはスパイ容疑で殺されてしまいます。
その時,園子のお腹の中には,エイイチとの子供が授かっていたのでした。
園子は,親戚の家で出産しますが,生活苦に,ハルコの家を訪れます。
○霧の中の影(素敵な歌です^^)
{何も云わないで 前だけを見て走ってゆきましょう もうすぐ別れが追いつくまでは 深い霧に包まれて}
終戦後の混乱期,ハルコは次々と鋭い言葉を園子に叩き付けますが,その頃,園子は極度の認知症に
悩まされていました。
ハルコが言います。
「あなた,外人相手に裸同然で踊ってるんだって?パンパンと一緒じゃない!」
「親戚に あなたみたいな人がいるなんて恥ずかしいわ,赤ちゃんも園ちゃんも,私が面倒見るわ」
ハルコは,棘の有る言葉の中で,必死に自分の気持ちを伝えようと頑張っていたのです。
涙で感謝の気持ちを伝える園子,しかし,子供だけを頼み,自分は,ハルコの傍から消えるのです。
ようやく素直な気持ちに戻れたハルコが,園子に抱きつきます。
「お願いだから一緒にいてよ!」
そして1994年の,やすらぎの家では 何度電話してもつながらない電話に,園子は,とうとう,
やすらぎの家を飛び出してしまうのです。
○残されたもの(凄く泣けるシーンにぴったりの歌でした)
{荒野かけぬける 風の音を聞いて 冬の訪れをじっと感じていた とばりはゆっくりと 山のすそまで降りて またひとりだけの時が始まった}
○守ってあげたい
{you dont have to worry worry 守ってあげたい あなたを苦しめる全てのことから}
驚いて探しに行く,シンジと看護士の2人。
ここからの,春日井園子の役を演じる 藤 真利子さんの演技が素晴らしかったんです。
老いた園子がフラフラしながら道を歩き,通りすがりの人々とのやりとり,若い男達に わずかなお金の
入ったバッグを奪われ・・・出会った女性に助けられ,警察官に助けられ・・・。
このシーンは,セリフ無しの演技だけのシーンです。
痛いほどの,春日井園子の,過去への思いが伝わって来て,泣けました。
やがて,過去の思い出の教会に辿り着き,園子を見つけた掃除のおばさんが問いかけます。
すると,園子は,ハルコを探していると告げますが,戦争からずっと後の1994年の事,人も変わり,
過去を知る訳も無く,新しい牧師を呼んで来てくれたのです。
なんと,牧師は,父の後を告いだ方で,過去の話を父から語り継がれていました。
そして,ハルコは,園子のいない間,教会を守り,オルガンを弾いて,みんなの為につくしながら,
いつか園子に渡そうと,1枚の絵を大切に持っていたそうです。
牧師が,園子に1枚の絵を渡します。
その絵を一目見て泣き崩れる園子・・・その絵こそ,若かりし自分が踊っている絵だったのです♪
ハルコは,園子に 辛く当たってたんですが,それは本心では無かったと,園子は改めて感じたのです。
園子が牧師に問いかけます。
「ハルちゃんは?ハルちゃんに会わせてください」
牧師が悲しく打ち明けます。
「ハルコさんは,3年前にお亡くなりになりました」
園子が絶叫します。
「ハルちゃ~ん」
意識を失い倒れる園子・・・・やがてシーンは変わり,病院のベッドのシーン。
そこには,シンジと看護士,そして意識を回復した園子,そして園子は,シンジの頭を撫で,
こう言ったのです。
「洗礼は ちゃんと受けたかい?」
やがて眠りについた園子,安堵の顔で出て行くシンジと看護士・・・しかし,2度と,園子の目が
開くことは無かったのです。
○経る時=ふるとき(涙腺の堤防決壊でした)
{窓際では老夫婦が ふくらみだした蕾をながめている 薄日の射す枯木立が 桜並木であるのを 誰もが忘れていても 何も云わず やがて花は咲き誇り}
そして冒頭の教会の葬儀シーン,やがて1人の男性が,壇上でお礼の言葉を述べようと振り返ります。
○fourgiveness
{遠い雲の切れ間に 夕日がのぞいて 帰り道わかるあいだに 仲直りしようよ そっと手のひら出して ごめんねの気持ち 乗せるから 風に向かって やさしくよりそって}
もう,感の強い皆さんは分かっていますよね。
秋風春風も途中で気づきました,そう,シンジなんです♪
ハルコに育てられたシンジは,育ての親のハルコが亡くなる時,産みの親が園子だと知らされ,動揺しつつも
産みの親で有る園子に,黙って会いに来ていたのです。
シンジは,時折消える園子の記憶の中から,決して捨てられた訳では無い,愛し合って生まれた事と,友情に
守られて育った事を確信出来たのでした。
「あなたがいたから私がいた」この言葉の意味が,ようやく分かりましたね。
三角関係が,結局は,最後まで続き,それぞれをそれぞれが支え合い,命が受け継がれて行く♪
ユーミン座長,泣かせてくれました・・・これを書いてる今でも思い出して涙が滲みます。
そして最後の瞬間,ここで「春よ来い」が流れたら涙が止まんないなって,秋風春風が言った瞬間!
ユーミンと出演者全員で,桜の木の舞台で・・・そうです,「春よ来い」の大合唱が♪
こんなに感動で泣いたの初めてでした。
素晴らしい舞台と歌でした♪
=========================================================
感動の余韻にひたりながら,秋葉原の駅に降り立つ秋風春風夫婦♪
スパニッシュイタリアン タパス ブランコで食事です♪
とっても楽しい1日の打上げに,PIZZAマルガリータや小皿料理,それにハイネケンの瓶BEERをラッパ飲み(こういうスタイルのお店です)です^^
お登り迷子にもならず,全てが完璧でした^^
・・・・・・・・・・・・・・・そう,この後の・・・・TXに乗るまでは・・・・。
TXに乗り,10分ほどしてからでしょうか?酔いの廻り始めた秋風春風を・・・妻が,優しく肘でツンツンします。
そして,指差す方向には・・・「この車両は女性専用車両です」・・・の張り紙♪
秋風春風 「く( ̄△ ̄)ノガ----------ン!! 」
今回も最後まで,ありがとうございました~壁│・m・) プププ!
ソラマチ31階の「TOP OF TREE」のグルメを堪能する秋風春風夫婦の眼下に,浅草の浅草寺が目に写ります。
時間的に・・・どうかな?
そこで妻が一言,「せっかく来たんだから寄っていこう」
知ってますね~秋風春風の性格を~(⌒▽⌒)アハッ!
で,浅草駅から仲見世通りに進み,揚げ饅頭を 頬張りながらお散歩です^^
浅草散歩 20141024 秋風春風
しかしね~♪ 人が多いな~やっぱり~壁│・m・) プププ!
そして散々時間を浪費し,ようやく東京駅へ♪
しかし,ここで秋風春風の疲労がピークに達しました>< ド田舎から数年ぶり?で,出て来ると疲れるの。
さすがに東京出張の多い妻は余裕です^^
で,東京駅からクロネコで荷物を発送し,両手が自由に,身も軽くなった秋風春風,KITTEと書かれたビルを捜す♪
見つけた~(⌒▽⌒)アハッ! しかし,縦スジの中にKITTEのロゴは・・・・見づらい。
で,妻と一緒に東京国際フォーラム東交差点を右折,東京フォーラム西交差点を左折して,相田みつお美術館へ♪
し・・・しかし,最初のビルは工事中><
数分つぶし,隣が入り口と気付き,脱兎の如く見学!じ・・・時間が無いのよ!
し,しかし,高橋まゆみ人形展までやってた~引力圏に吸い込まれる様に妻が走り,秋風春風も追う♪
素晴らしい人形に後ろ髪引かれながら・・・地図を頼りに小走りで帝国劇場へ!
すると,凄い数の人々が入り口で中を見ている♪
な,なんと,空席待ちや,当日入場券は無いのかと模索する方々でした。
で,何とか7分前に到着♪ 喉がカラカラ,中の売店でジュースを買って,やっと予約したS席(N-7,N-8)へ
着席です^^(〃´o`)=3 フゥww。ドタバタしちゃったな~♪
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「 yuming sings あなたがいたから私がいた」
出演者
歌 松任谷由実 主役 園子(そのこ)役 (現代) 藤 真利子 (過去) 比嘉愛未(ひがまなみ) 栄一役 渡部 豪太 春子役 福田沙紀
信二役 石黒 賢 他の皆さん
17時開演 第一幕(17:00~19:00)休憩25分 第二幕(19:25~20:18)
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今,皆さんの前にある舞台には,巨大なパイプオルガンを背にして語りかける牧師と,静かに聞き入る
参列者の皆さんがいます。
劇の主人公,春日井園子さんの葬儀場面です。
そして,音楽が流れ,1人の女性が立ち上がります。
秋風春風夫婦 「あ,ユーミンだ^^」
そう,立ち上がり,振り向いた黒衣の女性こそ,松任谷 由実さんことユーミンでした♪
そして歌いだす曲が「Invisible Strings(見えない糸)」
{シルクのような雨 耳を澄ましたら~街の喧騒はかすれてゆく それは ほんのひととき あなたの思い出 微笑ませてくれる~♪}
ここでユーミンの舞台挨拶,え?!60歳になったんですか?若い♪
そして舞台は変わり,やすらぎの家と言う高齢者福祉施設に変わります。
この時代は1994年。
生前の春日井園子さんが暮らしています。
そこには彼女が,先生と呼ぶ「シンジ」と言う男性がいます。
2人は,事有るごとに過去の思い出話をしますが,突然,記憶が途切れてしまう春日井園子さん。
すると園子は,施設の公衆電話に駆け寄り,息子に電話して「つながらない」と騒ぎ出します。
そして,舞台は過去(第二次世界大戦)へと遡ります♪
○アハッピーニューイヤー
{A Happy New Year! 大好きなあなたの部屋まで 凍る街路樹ぬけて急ぎましょう 今年も最初に
会う人が あなたであるように はやく はやく}
目の前の舞台には,大きな大きな桜の木,そこで,若かりし春日井園子,従姉妹で気の強い「ハルコ」,幼馴染
の「エイイチ」が遊んでいます。
しかし,年頃となった園子,ハルコ,エイイチの3人は お互いを意識し合っていました。
○ミッドナイトスクエアクロウ
{今 孤独の中の君へ 失くしたくない君へ 用も無く 電話かけよう もし うるさかったら言って 明日に してと切って}
○悲しいほどお天気
{上水ぞいの小路をときおり選んだ 夏の盛りの日もそこだけ涼しくて 名も無い蔦や柳が ひくくたれこめて 絵を書く私達 それぞれ1人にさせた まるで先の人生を暗示するように}
○ハルジョオン ヒメジョオン
{川向こうの町から 宵闇が来る 煙突も家並みも 切り絵になって 哀しいほど紅く夕陽は熟れてゆくの 私だけが変わり みんなそのまま}
○月夜のロケット花火
{防波堤に腰かけて 誰もがはしゃいだ 満月が海原に道を作ってた 黙らないでよ せつなくなるは 波が聞こえる}
ハルコは常に園子に強い口調で噛み付きます。
良い服を着てるとか,教会にいりびたって優遇されてるとか。
時には,エイイチと結婚するとか。
しかし,本当は,素直な自分に戻りたいと願うハルコだったのです♪
そんな村祭りの夜,突然の空襲に,園子とエイイチだけが防空壕に辿り着きます。
エイイチは自分の気持ちを園子に伝えます。
しかし,園子は,村人に幼少期に受けた性的虐待を忘れられずにいると告白!
村人に真剣に怒りを表すエイイチの気持ちを,最後には受け止め,お互いが好きだと知り抱き合います。
○ダンデライオン {夕焼けに小さくなる くせのある歩き方 ずっと手をふり続けていたいひと 風にのり飛んで来た はかない種のような 愛はやがてくる冬を越えてゆく きみはダンデライオン}
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ここで25分間の休憩です。一斉にトイレに駆け出す皆さんに負けまいと,私達夫婦も走りました^^
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やがてハルコとは疎遠になり,エイイチも出兵しますが,ラブレターのやりとりの場面が良かった^^
でも,教会の牧師を逃がしたとして,エイイチはスパイ容疑で殺されてしまいます。
その時,園子のお腹の中には,エイイチとの子供が授かっていたのでした。
園子は,親戚の家で出産しますが,生活苦に,ハルコの家を訪れます。
○霧の中の影(素敵な歌です^^)
{何も云わないで 前だけを見て走ってゆきましょう もうすぐ別れが追いつくまでは 深い霧に包まれて}
終戦後の混乱期,ハルコは次々と鋭い言葉を園子に叩き付けますが,その頃,園子は極度の認知症に
悩まされていました。
ハルコが言います。
「あなた,外人相手に裸同然で踊ってるんだって?パンパンと一緒じゃない!」
「親戚に あなたみたいな人がいるなんて恥ずかしいわ,赤ちゃんも園ちゃんも,私が面倒見るわ」
ハルコは,棘の有る言葉の中で,必死に自分の気持ちを伝えようと頑張っていたのです。
涙で感謝の気持ちを伝える園子,しかし,子供だけを頼み,自分は,ハルコの傍から消えるのです。
ようやく素直な気持ちに戻れたハルコが,園子に抱きつきます。
「お願いだから一緒にいてよ!」
そして1994年の,やすらぎの家では 何度電話してもつながらない電話に,園子は,とうとう,
やすらぎの家を飛び出してしまうのです。
○残されたもの(凄く泣けるシーンにぴったりの歌でした)
{荒野かけぬける 風の音を聞いて 冬の訪れをじっと感じていた とばりはゆっくりと 山のすそまで降りて またひとりだけの時が始まった}
○守ってあげたい
{you dont have to worry worry 守ってあげたい あなたを苦しめる全てのことから}
驚いて探しに行く,シンジと看護士の2人。
ここからの,春日井園子の役を演じる 藤 真利子さんの演技が素晴らしかったんです。
老いた園子がフラフラしながら道を歩き,通りすがりの人々とのやりとり,若い男達に わずかなお金の
入ったバッグを奪われ・・・出会った女性に助けられ,警察官に助けられ・・・。
このシーンは,セリフ無しの演技だけのシーンです。
痛いほどの,春日井園子の,過去への思いが伝わって来て,泣けました。
やがて,過去の思い出の教会に辿り着き,園子を見つけた掃除のおばさんが問いかけます。
すると,園子は,ハルコを探していると告げますが,戦争からずっと後の1994年の事,人も変わり,
過去を知る訳も無く,新しい牧師を呼んで来てくれたのです。
なんと,牧師は,父の後を告いだ方で,過去の話を父から語り継がれていました。
そして,ハルコは,園子のいない間,教会を守り,オルガンを弾いて,みんなの為につくしながら,
いつか園子に渡そうと,1枚の絵を大切に持っていたそうです。
牧師が,園子に1枚の絵を渡します。
その絵を一目見て泣き崩れる園子・・・その絵こそ,若かりし自分が踊っている絵だったのです♪
ハルコは,園子に 辛く当たってたんですが,それは本心では無かったと,園子は改めて感じたのです。
園子が牧師に問いかけます。
「ハルちゃんは?ハルちゃんに会わせてください」
牧師が悲しく打ち明けます。
「ハルコさんは,3年前にお亡くなりになりました」
園子が絶叫します。
「ハルちゃ~ん」
意識を失い倒れる園子・・・・やがてシーンは変わり,病院のベッドのシーン。
そこには,シンジと看護士,そして意識を回復した園子,そして園子は,シンジの頭を撫で,
こう言ったのです。
「洗礼は ちゃんと受けたかい?」
やがて眠りについた園子,安堵の顔で出て行くシンジと看護士・・・しかし,2度と,園子の目が
開くことは無かったのです。
○経る時=ふるとき(涙腺の堤防決壊でした)
{窓際では老夫婦が ふくらみだした蕾をながめている 薄日の射す枯木立が 桜並木であるのを 誰もが忘れていても 何も云わず やがて花は咲き誇り}
そして冒頭の教会の葬儀シーン,やがて1人の男性が,壇上でお礼の言葉を述べようと振り返ります。
○fourgiveness
{遠い雲の切れ間に 夕日がのぞいて 帰り道わかるあいだに 仲直りしようよ そっと手のひら出して ごめんねの気持ち 乗せるから 風に向かって やさしくよりそって}
もう,感の強い皆さんは分かっていますよね。
秋風春風も途中で気づきました,そう,シンジなんです♪
ハルコに育てられたシンジは,育ての親のハルコが亡くなる時,産みの親が園子だと知らされ,動揺しつつも
産みの親で有る園子に,黙って会いに来ていたのです。
シンジは,時折消える園子の記憶の中から,決して捨てられた訳では無い,愛し合って生まれた事と,友情に
守られて育った事を確信出来たのでした。
「あなたがいたから私がいた」この言葉の意味が,ようやく分かりましたね。
三角関係が,結局は,最後まで続き,それぞれをそれぞれが支え合い,命が受け継がれて行く♪
ユーミン座長,泣かせてくれました・・・これを書いてる今でも思い出して涙が滲みます。
そして最後の瞬間,ここで「春よ来い」が流れたら涙が止まんないなって,秋風春風が言った瞬間!
ユーミンと出演者全員で,桜の木の舞台で・・・そうです,「春よ来い」の大合唱が♪
こんなに感動で泣いたの初めてでした。
素晴らしい舞台と歌でした♪
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感動の余韻にひたりながら,秋葉原の駅に降り立つ秋風春風夫婦♪
スパニッシュイタリアン タパス ブランコで食事です♪
とっても楽しい1日の打上げに,PIZZAマルガリータや小皿料理,それにハイネケンの瓶BEERをラッパ飲み(こういうスタイルのお店です)です^^
お登り迷子にもならず,全てが完璧でした^^
・・・・・・・・・・・・・・・そう,この後の・・・・TXに乗るまでは・・・・。
TXに乗り,10分ほどしてからでしょうか?酔いの廻り始めた秋風春風を・・・妻が,優しく肘でツンツンします。
そして,指差す方向には・・・「この車両は女性専用車両です」・・・の張り紙♪
秋風春風 「く( ̄△ ̄)ノガ----------ン!! 」
今回も最後まで,ありがとうございました~壁│・m・) プププ!
男泣きでしたね(笑)良い気分転換になったようで何よりです。
私もね、丁度この界隈うろついてたから今度ご一緒しましょう、ただし、おごりで(笑)。
世の中美味しいものがあり過ぎて、本当に困ってしまいます。
お疲れ様でした。
こんな舞台があったのですね、知りませんでした。
ユーミンとの出会いは18歳くらいの時だったと思います。
初めて買ったアルバムが、コバルトアワーでした。
その当時の曲を聴いても、古さは感じられませんね。
サザンとユーミンは永遠に不滅のような気がします。
秋風春風さんの記事を読んで、私もその舞台にふれられました。
(ノω・、)ホロリ…
ユーミンもだけど他の出演者の顔ぶれも豪華だな~と思いました。
女性専用車両!とても焦りそうです~~
築地→東京スカイツリー→浅草寺→相田みつお美術館→帝国劇場→帰宅。
スッゴイ ハードスケジュール♪
スッゴク大枚はたいちゃったけど,今までに無い充実した1日だった。
ユーミンのチケットが取れた時点で,この日の感動は約束されてたんだね♪
お互い歌のジャンルは違うけど,気持ちは通じるよね^^
で,お兄さん,キングボンビーだから,ユミにTOP OF TREEのディナー10000円コース奢ってもらいたいな~(⌒▽⌒)アハッ!
帝国劇場って,やはり,1歩入るのに,ちょっと勇気がいる雰囲気有りますね^^
でもでも,ユーミンが言ってたの♪バスタオルを持参下さいって!
その意味が分かりました~涙が次から次と流れて来て,すっかり心が綺麗に洗われましたもの^^
やはり,役者さんの演技は本物ですね~(⌒▽⌒)アハッ!
私の30年前の結婚式,キャンドルサービスで流したのは,ユーミンの「ジュピター」でした~壁│・m・) プププ!
で、浅草にユーミンいいなぁ。
これだけの舞台報告お疲れ様です。
よ~く、解ってやっぱりうるるです。
痴呆、私も来てるかも・・・これからの出会いもまだまだあるでしょうね。楽しみにしとこっと!
実は今回のブログ,1週間以上かかりました><
どうしても,あの感動を伝えられる文章に仕上がらなくて。
ユーミンの素晴らしい歌声,石黒 賢さんや,藤 真利子さんの迫真の演技♪
素直に流す涙の喜びを感じました。
今回の東京散歩の,まさにクライマックスでした^^
また次回も,絶対にチケット勝負に勝って,観に行きます♪
し・・・しかし,BEERの飲みすぎは,想定外の事態を引き起こしましたけど~壁│・m・) プププ!
(⌒▽⌒)アハッ!うるうるしていただけましたか~嬉しいです♪
今回のブログは,納得出来る仕上がりにならず,完成までに1週間かかりました><
それほど,本物の舞台は素晴らしかったんです♪
ユーミンのチケット争奪戦に勝ち残った日から,この日の感動は約束されていたんですね^^
石黒 賢さん,藤 真利子さんの演技に引き込まれ,ユーミンの歌声と曲目に感動し,本当に最高の1日でした~(⌒▽⌒)アハッ!
イイな~イイな~
・・・・
おっと、ご挨拶が遅くなりました(汗)
新しいブログには初めてお邪魔致します~
またよろしくお願いしますね。
東京を満喫してさらにユーミンの舞台を!?
羨ましすぎです~
それにしても秋さん、女性専用車両って・・プププ。
ユーミンの舞台の素晴らしさも 伝わって来ました。
八王子はユーミンの出身地なので
中央フリーウエイの歌詞は よく体験してます(笑)
私も ファンですよ。
とてもハードスケジュールで 楽しめましたね。
うふ^^お疲れ様でした。
最近行ったのは相田みつお美術館だけです^^
癒される詩と字ですね。