死線の先より三途の川を泳いで帰る♪

皆さん＾＾こんにちは♪　御心配をおかけしています。


ようやく身体も、ほぼ元に戻り、思い出話が出来るようになりました♪


今年は始めて正月に休暇を貰え、子供達夫婦や孫姫と一緒に楽しく過ごしました＾＾大好きなお雑煮を食べながら。







「フルーツピークス」にも出かけたり＾＾贅沢しちゃったな～妻と長男のお嫁さんとショッピングしたり、幸せな時間が続いていました。


そして翌日、　１月　４日！運命の瞬間が待ち受けているなんて思いもせず。



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最近になって、妻がようやくその日の事を話してくれました。


｛妻の回想｝


子供達が全員帰宅した夜、救急隊から妻の元に電話が入り、私が現場で怪我をした事実を知らされ、三男の運転で、


私が最初に搬送された医療機関に到着しましたが、既に私は次の医療機関に転送された後でした。


次の医療機関に駆け付け、３男の機転により救急車が駐車していた救急部に入れ、処置ベッドに横になる私と会う事が出来ました。


私の状況は、顔面がパンパンに腫れ上がり！真っ黒に焼け焦げ、気道吸引されているチューブからも真っ黒な液体が流れ出ており、


開いた口から真っ黒な歯が覗いていたそうです。


｛救急部長から告げられた言葉｝


「気道が酷い熱傷で腫れているので、気道が塞がり窒息の危険が大きく、顔面の火傷が４度に近い３度（４度と言う火傷は無いので、


　この場合の解釈は炭化に近い酷い火傷と受け取って下さい）なので感染症の危険も有ります」


医療処置が続けられ、即効でICUに移動！人工呼吸器が装着されたそうです。


その後、心配した署長と消防長が駆け付けてくださり、消防長自ら救急部長を呼び止め、「なんとしても助けてくれ」とお願いして


くださったそうです。


｛覚醒した意識｝


意識を失ってから４日後、ようやく意識を取り戻した私は、自分の置かれた状況も良く理解出来ておらず、激痛を押さえる為に投与


されているモルヒネのおかげで夢うつつの世界でした。


そして恐ろしい現実を知ったのは、HCUに移ってからでした・・・鏡の前で相対したのは、この世の者とも思えない惨酷な顔でした。


出血により真っ赤、焦げ茶色のカサブタ、真っ黒な皮膚、髭も髪も無造作に伸び、一瞬で奈落の底に突き落とされる心・・・・・。


医師や看護師さん、妻でさえ表情にも声に出さなかった・・・全ては私の為・・・その日から、自分の心との戦いが始まりました。


顔面洗浄は激痛の連続！お湯で顔を流し、ソープで洗い、その後、ブラシで私の顔を擦り・・・耐え抜く毎日。


毎晩思いました、明日、眼が覚めたら、全ての悪夢が終わってくれている事を・・・全ての悪夢が覚める事を。


久々に涙が出ました。


５００℃の業火に焼かれ、一度は　あの世に旅立ち、三途の川を渡ってしまった秋風春風、気がつけば三途の川の渡し賃が払えずに、


その場から、再び三途の川に飛び込み現世に逃げ帰ると言う離れ業を成し遂げた結果でした。


本当に唯一の楽しみは、毎日、会社が終わってから駆け付けてくれる妻との時間でした♪


どんなにか疲れていただろうに、一日も休まず会いに来てくれていた妻には本当に感謝しています。


おかげで日に日に元気が沸いて来ました。


医師の皆さんも、世間話や職場の話で気を紛らわせて下さいました＾＾


入院から１２日間で退院・・・自宅に帰っても室内に引きこもり、顔面の痛みと、教わった処置を自ら反復し、他人の目を避ける毎日。


そんな私に訪れた嬉しい１日、庭を真っ白に染めた雪の日。


来客も無い、冷えた空気が顔面に優しい時間、痛みも引く嬉しい１日でした。









苦しい顔面熱傷との戦いも２月には終息・・・全ての傷が消え、奇跡的にケロイドも無く、ちょっと見には南米系の色の黒い変な日本人？


親戚の小学生の女の子が、「ゲームの敵ボスの顔にするから写真撮らせて＾＾」と近寄って来て、勇気を出してマスクを外すと・・・？！


いつもと変わらぬ笑顔で写真を撮影してくれて♪


この日から、私の外出意欲が沸き上がり、リハビリを兼ねて　２月　４日には「真壁の雛祭り」に行きました＾＾







正直に言っちゃうと、毎年、儲け主義が先行し、販売目的のイベントになっちゃってるし、食事の質も落ちてます。


街中を１ｋｍも歩くと、凄く呼吸が苦しくなり、疲労が増大し、悲惨な体力と体調にガッカリして直ぐに帰りました。


まだまだ歩くことすら辛い時期だったんです。


その後もリハビリを続け、なんとか自信が着いて来た頃、やはりあそこへ行きたくなってしまいました。








筑波山に有る、大好きな「カーンの台所（KHANs KITCHEN）」です＾＾


開店前に着いてしまい、お庭をブラブラ・・・時折、店内から奥さんがチラチラ・・・♪



　　　秋風春風夫婦　　　「こんにちは～♪　御久し振りです＾＾」


　　　　奥さん　　　　　　　「あら～こんにちは♪　顔が黒くて誰だか分からなかった～」


　　　　秋風春風　　 　　　「実は火災で顔面が鉄板焼きに、気道がホルモン焼きになっちゃって入院してたの～♪」


　　　　奥さん　　　　　　 　「エェェェッ～？！」




今年最初の御挨拶は、奥さんの驚きの声から始まりました～♪(〃^∇^)o_彡☆あははははっ！


美味しい料理に思いやりを加えて下さいました＾＾エビを１匹追加サービスして下さり２匹になり、コーヒーも一杯サービス♪


退院後、久々に感じた優しさ、奥さんの気遣いに感激です。










白菜とベーコンのスープ、鴨肉のサラダ、海老のクリームスパゲッティ、アサリとカボチャのピッツァ、イチゴとスフレのデザート♪


秋風春風は、まだ大きく口を開いて食べる事が出来ません＞＜唇がまだ完全に治っていないんです。


なので、かなりお上品に食べてましたよ～壁│・m・) プププ！美味しいな～景色も最高で大満足です＾＾


なんと！ブログ友達のstkさんもお出でになり、秋風春風の話もなさってくれてたそうです。


はい、カーンズキッチンは唯一、「秋風春風」で話が通じるレストラン第１号になりました～(⌒▽⌒)アハッ！


奥さんとも楽しいお話の時間が持てて、秋風春風夫婦は最高の時間を過ごす事ができました＾＾療養期間中における１番充実した瞬間でした。


嬉しい事と言えば・・・壁│・m・) プププ！


なんと年末にスマホを買い換えました＾＾Docomoで、Experia xz premium ロッソに変えた時応募した懸賞でA賞の赤いスタンドと、


な、なんと！５００名にしか当選しないB賞「オリジナルカタログギフト　５１，０００円分」に当選しちゃいました＾＾(⌒▽⌒)アハッ！









無料宿泊券も良いな～マウンテンバイクもいいな～どれにしましょう？と、嬉しい悲鳴を上げています＾＾


栃木県佐野市の「佐野厄除け大師」様にも行って、今後の無病息災、身の安全を祈祷していただいたし♪


あの美味しい佐野ラーメンのお店「日向屋（ひなたや）」さんで妻と一緒に１時間待ってラーメン食べて来ました＾＾






道の駅「思川（おもいがわ）」で、まるごとイチゴソフトクリームで急速に身体を冷やしたり♪







秋風春風、大火傷に負けず、前向きに頑張っています＾＾大変御心配おかけしました。


今後も、どうぞよろしくお願いいたします＾＾