かなり日にちが経っているけど
冨士山に登山しました。
広島からの帰り、7月19日に登りました。
始めは登るつもりではなかったのだけれども、
「せっかく来たんだから登ってみよう!」
ってなことになりあたふたと準備、
当然登山なんてしかも富士山に登る予定なんてしていなかったので
服装は至って普段着。
ジーパンにスニカー、Tシャツに薄いブレーカーを羽織って出発しました。
真っ暗な夜道をヘッドライトの明かりを頼りに登ります。
八合目辺りからかなり息苦しくなってきた。
酸素が薄いのと、寒さと睡魔との戦い。
10歩ぐらい歩いては休む。
呼吸を整えてまた歩き出す。
これの繰り返し。
一緒に行ったツレは酸欠気味でルートでない所に入り込んだり、
ボーッとしていたりして結構やばかった。
登山道は結構急な岩場。
岩を伝いながら登らないと上がれない。
冷たくなった岩を掴んでいるので、手がかなり冷たくなってくる。
なんとか途中の山小屋で一足500円の軍手を買って手の冷たさはしのげた。
睡魔は疲労している時は余計につらい。
山小屋のベンチに持たれて仮眠を取りながら登った。
山小屋はいくつかある。
トイレは有料。
ペットボトルのドリンク類は高度が高くになるに連れて、値段も高くなっている。
途中で飲んだココアはとても美味しかった。
値段は確か1カップ500円だった。
高かったけど疲れが吹き飛んでとても元気がでた。
空を見上げると満天の星空が、、、、、
波照間で見た星空より数倍綺麗だった。
この星空を見るだけでも登山する価値はあると思った。
でもまだ9合目付近。
山頂での御来光は難しいかも。
4:35 まだまだ山頂まではたどり着けないのでここで御来光を
雲海から上る太陽は今まで見たことのない素晴らしいものだった。
周りが明るくなって初めて登山客の多さにびっくりした。
この日は平日なのにかなりの人。
山頂で飲むコヒーはなまら美味かった。
下山ルートはひたすらジグザク道
単調に行ったり来たりの砂利道
こいつで山小屋まで物資供給
そして大事なのは汚物運搬。
山小屋の商品が高いのと、トイレ代が高いのにはきちんと理由があった。
登る時はなんでもなかったが、下りは足に負担がかかったのか
左の股関節がどんどん痛くなってきた。
とてもつらくてここでまた休み休みの下山となってしまった。
何とか五合目まで降りてこれた。
ここから駐車場まではまだ2kmある。
何とか足を引きずって辿り着いた。
これから登る人達でワンサカ。
往復約13時間の弾丸登山でしたがとても心に残る体験だった。
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