いっぽいっぽまたいっぽ

今年度45歳。15年前に地元の役所に就職した田舎者が、巨大組織で働きながら、日々思うことを綴る日記です。

入院20日目 その2

2012-12-10 17:17:35 | 日記
午後、リハビリの先生に言われた。

「外の生活だと刺激は多い。
 
 病院の中だと刺激がないから訓練にはなりません。

 退院して、自宅で刺激に慣れていくことが訓練になります。

 だから、早く退院した方がいいです」と。



なるほどー。

確かに病院は楽だが、訓練にはならない・・・か。



そう言われると、日にち薬に委ねようとして、

大人しく入院しておこうと考えたことが、少し馬鹿らしく思う。



今は自分の行動にまだかなり限界があると、今回の外泊で痛感した。

脳挫傷には後遺症が残る可能性もあることも分かった。

回復スピードも全く不明。どこまで治るかも不明。

不安は決して0にはならないが、事実を冷静に受け止めることも重要である。



だからこそ、今は無茶はせず、

刺激一つ一つを訓練と思えば、また違う生活を送れる気もする。



退院に希望が見えてきた。
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入院20日目

2012-12-10 11:53:55 | 日記
今朝、主治医から「退院していいよ」と告げられた。


昨日、外泊で居宅生活がしんどいと感じたばかりなのに・・・。

だから、PCと本とを持って、病院に戻ってきたところなのに・・・。

なので、正直出鼻をくじかれた感じである。


でも、退院はやっぱり嬉しい。

しんどいことが分かっただけでも、外泊は収穫だった。

だから、退院したら無理せずに、大人しく自宅で静養していたい。


ちなみに、これまでほぼ個室状態のだったこの部屋に、

今朝、2人の患者が一気に入って満室状態になってしまった。


急な展開に気持ちが動揺してしまうが、

人生いつも予定外みたいなもの。このケガもそうだ。

その都度、どう現実と向き合うかが、常に求められているはずである。


いちいち動じるな。

脳は完治していない。完治しないかもしれない。

まだまだ、フラフラと歩くしかないのだ。

車の運転も怖い。自転車も乗りたくはない。

日常生活の行動にはかなりの制限が出るが、止むを得ない。

どれだけ待てば回復するかも分からないし、

大人しく、日にち薬に身を委ねなければならない。


さぁ、いつ退院しようか。

今、周りと相談中である。
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