昨日、お腹の張りが続くことと、
胎動が少なかったことから、
妻は病院に相談したところ、
急遽入院となった。
ひとまず様子を見るための入院ということだが、
そのまま出産になる可能性もあるとのことから、
夕方、ちょうど仕事を終えた時に連絡を受けた私は、
すぐに必要なものを病院に持って行った。
検査の様子を見る限り、
お腹の張り、子どもに問題はなかったが、
胎動が比較的穏やかなことから、
もしかすると帝王切開になるとのことで、
手術に関する説明も受けた。
母子ともに無事に乗り切れるなら、
私は安心なのだが、
当の本人は不安だったようで、
「私と赤ちゃんの状態がよくないからやるということでしょ…?」
と漏らした。
常に出産に前向きだった妻から、
初めて溢れた不安に、私は一瞬戸惑った。
やはり、何のトラブルもなく、
産みたいというのは、産む立場の人間の、
素直な気持ちなのだろう。
1人自宅に帰り、妻不在の部屋で、
なるべくルーティーンを崩さないよう、
いつものように風呂に入り、食器を片付けて、
妻の布団も敷き、神棚に手を合わせてから寝た。
妻はどうだっただろう。
急展開に戸惑っているのは妻も同じ。
いつもと違う場所で、風呂にも入らず、
お腹の子を気にしながら、眠れただろうか。
台風による気圧の変化が原因かもしれないので、
台風が去った今日は、安定するかな。
大人しく、報告を待つしかない。